悪行二十九回目 ページ29
貴「は、はぁ…は…」
ト「かわええなぁ〜〜」
グ「せやな」
この人たちこんなに親バカみたいな感じなの????
貴「そ、そろそろ…やめてください…」
ト「そんなに俺らに髪の毛触られるん嫌やった…?」
グ「すまない…もう二度としない…」
貴「そ、それはダメです…もうちょっとやってください…」
グ「よしわかった」
こんな感じである。
貴「うぅ…グルッペン達は絶対私がなでられるのが好きだと知っていてやっているでしょう」
グ「勿論だが」
ト「めいっぱいやってやらんと。今回初でここまでできたんやし」
貴「…ありがとうございます」
ト「ん。…ってやっててもあれやし。そろそろ放してあげてやグルさん」
グ「…しょうがない。あがったらまた来るなら」
貴「呼ばれたらいつでも来ますよ」
グ「むぅ…」
そういってゆっくり力が抜けていく。
もはやソファに座っていた私はゆっくり腰をあげれば久しぶりに風にあたる
貴「お風呂行ってきます」
ト「気ぃ付けてや」
貴「今更なんですか。今一番危ないの貴方たちです」
グ「心外やな。またなでられたくなったら来い」
貴「ふ、その時は緑君のところかオスマンさんのところですかね」
グ「え」
貴「冗談です」
がちゃりと医務室を出て、廊下を歩く。
やっとお風呂。やった、とか思っていれば、お風呂上りっぽい緑君が見える
ゾ「あ、やっと解放されたん?」
貴「まぁ…ちょっとしんどい、重い」
ゾ「せやろな…お疲れ」
先ほどの二人とは少し違うがぎゅっと抱き着いてくる。
しつこくない感じが、好き
ゾ「俺やってこんくらいできるから、いつでも来てや」
貴「えと…うん…寂しくなったら行く」
ゾ「OK。たぶん今は誰もはいっとらんから」
そういって私をはなして歩いていく。
少し名残惜しい感じを捨てきれないが、それを振り切ってお風呂に向かった。
331人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いちごミルク(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2019年1月2日 22時) (レス) id: 74107eb362 (このIDを非表示/違反報告)
宇治抹茶らて(プロフ) - アイムさん» 指摘ありがとうございます!すみません直してきますね…!!!ありがとうございます! (2017年12月29日 23時) (レス) id: a1adbe9dd6 (このIDを非表示/違反報告)
アイム(プロフ) - 追加 間違っていたらすいません (2017年12月29日 3時) (レス) id: c8dc90e8c0 (このIDを非表示/違反報告)
アイム(プロフ) - 初コメ失礼します。悪行九回目のゾムの最初のセリフの味方が見方になってますよー (2017年12月29日 3時) (レス) id: c8dc90e8c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:僕(抹茶らて) | 作成日時:2017年12月25日 22時