悪行二十一回目 ‐rbr side‐ ページ21
ぱたぱたと廊下を歩き回る彼女をモニターから見守る
『なぁ、なんで繋いだ？』
ロ「んー？いやぁ、なんとなく？でも聞きたかったでしょ？ゾム」
にこにことしながらそういう。
ゾ『まぁええけど…A、俺が誰かは覚えとらんってことやんな』
ロ「んー、そうだねぇ」
ゾ『…聞きたいんやけどさ、お前どこの立場なん？』
ロ「え？俺？えぇ…そうだなー、まぁゾムがいやな方向には行かない」
ゾ『結局どこやねんｗ』
くつくつと笑ってるのが容易に想像できる
ゾ『ロボロ、Aと仲良くしてな？』
ロ「なんでお前がそんなこと言うねんｗおっけ」
そういってインカムは切れる
またモニターを見てみれば、彼女に話しかけていくゾムがいた
‐you side‐
エーミールさんどこだぁ…と部屋を片っ端から見ていくが、まったく会わない
エーミールさぁん！！！
焦って小走りで廊下をまっすぐいってると、肩をたたかれる
貴「はいって、緑君！」
ついぱっとうれしい気持ちに埋もれそうになるが、押さえ込む
ふむふむ。やっぱり緑君と一緒にいるのは好きだな
ゾ「ちっすA。どしたん？」
貴「それが、エーミールさんに呼ばれていて、でもどこにいるかわかんなくて…」
ゾ「ｗ案内したるでｗ」
貴「わぁ、ホント？ありがとう緑君」
そういって緑君が進む方向についていく。
うっ、あのままいってたら真反対の方向だったな
貴「緑君、今戦争状況どう？」
ゾ「ん？この国の？」
貴「そう」
二人の足音が廊下に響く
ゾ「せやな、たぶんやけど…もうすぐ戦争はあるやろうな」
貴「そっかー」
楽しみでもあり、楽しみじゃなくてもあり…なんてこぼせば、なんやねんそれ、と笑う
ゾ「まぁ、何があっても守るから」
貴「…？ありがとう」
どこか見覚えのあるパーカーを彼は深くかぶって、歩く
緑君と一回会ってる？いや…そんな考えが頭の中をめぐった
＿＿＿＿
遅れててすみません！！！
実は動画つくりにはまってしまって…
とりあえずまた少しずつ更新します
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いちごミルク(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2019年1月2日 22時) (
レス) id: 74107eb362 (このIDを非表示/違反報告)
宇治抹茶らて(プロフ) - アイムさん» 指摘ありがとうございます！すみません直してきますね…！！！ありがとうございます！ (2017年12月29日 23時) (レス) id: a1adbe9dd6 (このIDを非表示/違反報告)
アイム(プロフ) - 追加 間違っていたらすいません (2017年12月29日 3時) (レス) id: c8dc90e8c0 (このIDを非表示/違反報告)
アイム(プロフ) - 初コメ失礼します。悪行九回目のゾムの最初のセリフの味方が見方になってますよー (2017年12月29日 3時) (レス) id: c8dc90e8c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：僕(抹茶らて) | 作成日時：2017年12月25日 22時
