【ハマトラ】part２

9話 ページ15

in どこかのフロント←



ムラサキ:「…連続猟奇殺人事件??」

アート:「今回も含め被害者は皆、脳を抜き取られていた

気の滅入る事件だよ…」

アートは少し疲れた様子だった。

アート:「まだ、世間には公表するなって言われているんだけど

君達には教えておく」

《ﾄﾞｻｯ》

アートは、分厚い資料を机上に出した。

アート:「事件の被害者は全員…

ミニマムホルダーなんだ」

３人:「｢!?｣」

ムラサキ:「…何??」

アート:「さっきの北沢さんも、僕達と同じファクルタース学園の卒業生なのさ

……はぁ」

ナイス:「…お疲れだな、大丈夫か??」

アート:「問題が多すぎて頭が痛いよ」

A:「…ちゃんとご飯食べてる??

気のせいかもしれないけど、少し窶れてる気が…」

アート:「…食べてる時間なんてないよ」

A:「(心配、凄く心配!!)」

アート:「例の爆弾魔も、まだ捕まっていない

被害場所は、もう６件だ」

ナイス:「…お前も気をつけろよ、アート」

アート:「ﾌｯ…君もね((ﾆｺｯ」

A:「アート、いくら忙しくてもご飯は食べないと駄目だよ

このままじゃ、アート倒れちゃうわ」

アート:「大丈b「駄目!」…だったら」

A:「ん??」

アート:「だったら、また僕にご飯作ってよ」

A:「え??」

ナイス･ムラサキ:「｢は??｣」

アート:「遠回し過ぎたかな…




…また僕と組まないかい??」

A:「え……」

ナイス･ムラサキ:「｢はぁ!?｣」

アート:「…ゴメン、急すぎたね

僕、またコンビ組みたかったんだ

これは本心で言っているんだ

だから、片隅でも構わない

考えといてくれないかい??」

ソッと、Aの手を優しく握るアート。

アートの目線は、Aを見つめたまま…。

A:「うん…」






アート:「…ありがとう((ﾆｺｯ」

続く☆

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