【ハマトラ】

10話 アートside ページ14

ナイスとAの話が終わり、僕は警察としての仕事に集中する事にした。



…………のだが。



あの時、僕は何故…ナイスを睨んでしまったのだろう。

本来、僕は“茶番劇”という言葉を言うつもりはなかった。

でも、ナイスとAが仲良くしていたのが気に入らなかったから…





………“気に入らなかった??”





僕は今、自分が言った事を冷静に考えると

全身、特に顔が熱くなってきた。


何だ…答えは直ぐ傍にあったじゃないか。

僕は“ナイスにヤキモチを妬いていたんだね”

そう考えると、どうしてナイスを睨んだか…

茶番劇と言った事も納得がいく。

…まさか、僕がここまで嫉妬深いとは思わなかったよ。

Aとは前まで相棒として仲良くやってきた。

その時までは“大切な相棒”だと思っていた…。

けれど、今は違う。

A、今なら君に言えるよ…。
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僕は、君が好きだと。

続く☆

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