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三十二話 七つの ページ44

『少し、聞きたいことがある』

闃が言った一言に全員は振り向く

「ききたいこと?」

『ああ。…確かめたいことのほうがいいかもしれない』


「ねえ、それって



僕達の目の光のコト?」

一松が言う。それに闃は反応する

『その通りだ一松。彼方等の眼。少し確かめたい』

「た、確かめるって……目、取るの?」

トド松の一言で六つ子全員。後退りをした

『ハハッ。そんなことはしない。少し見せてもらうだけでいい』

「そ、そう…」


そして、闃は全員の眼を見、どの時に輝いたかを聞いた





『…………………ふぅん……なるほどな』


納得したような声を出す闃、それに六つ子は反応する



「何?!何かわかった?!」

一瞬で詰め寄るおそ松。最早脅迫である

「教えてくれ」

本来の表情に戻ってるカラ松。視線が冷たい

「気になる………」

興味津々のチョロ松。少しワクワクしてる?

「僕には、特に何もナイでしょ………」

自信なさ気に呟く一松。前向きじゃない

「何だろうね!野球かな?!」

野球と疑う十四松。野球じゃないよ

「野球じゃないよ、十四松兄さん」

しっかりするようになったか。前よりイキイキしてるトド松



『そうだな。まず、説明する前に……
彼方等は【七つの罪】を知っているか?』

【七つの罪】大体の人は聞いたことがあるだろう(某大罪漫画とは関係ないよ!)

それに、チョロ松が答えた

「七つの罪……【憤怒】【嫉妬】【強欲】【怠惰】【傲慢】【暴食】【色欲】の7つだね」

チョロ松はたんたんと説明した



『そう。その通りだ。まぁ昔は憂鬱、虚飾もあったらしいがな。今はそれは置いといてだな』








「あ゛ーーーーーーー!!!」


闃が続きを話そうとした途端、おそ松が叫んだ


「五月蝿いよお粗末」

「うっせえぞ遅松」

「静かにしてくれ尾粗末」

「なんなんだよ御粗末」

「どうしたの?オソマツ兄さん〜」

五人から華麗な罵倒を受けたお粗末、間違えた。おそ松だった


「皆酷いね!?俺は遅くないよ?!オソマツは何がオソマツだって?!え?!ナニ?!」

「だから、うっせえぞ………クソ松!」

「それは俺のこと!?」

「てめえ以外誰がいんだよ糞が!」

「」





『…おや、おそ松が息をしてないよ』

今更気づく闃、コイツは実は天然なんだと気付いた五人だった

三十三話 罪、が→←三十一話 傲慢


ラッキー人物

デカパン


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設定タグ:ホラー松 , おそ松さん   
作品ジャンル:ホラー
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おそ松girl(プロフ) - おそ松兄さんどうなったんだろう...続き待ってます! (2017年2月11日 9時) (レス) id: c0344e8643 (このIDを非表示/違反報告)
はまはる(プロフ) - るるさん» モンストはあんまり関係ないですかね………(´ω`) (2016年8月29日 19時) (レス) id: 76ced22a98 (このIDを非表示/違反報告)
るる - モンストw (2016年8月29日 17時) (レス) id: e5893b1192 (このIDを非表示/違反報告)
はまはる(プロフ) - 黒バイさん» 何度もコメントありがとう!ございます! (2016年7月18日 21時) (レス) id: 76ced22a98 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - また・・・?続編待ってます! (2016年7月18日 21時) (レス) id: dcb396dc31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:破都 | 作成日時:2016年3月31日 19時

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