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二十三話 何で また ページ35

「一松兄さん、さっきみたいに僕を殺してよ」

「!?」

トド松の発言に驚く三人

だが、一番驚いてるのは一松なのだ

「は、ぁ?何言ってん、のお前」

「ホントのことだよ。僕、もう取り返しのつかないことした」

「殺したこと?んなの僕もやっただろ?!」

一松は必死にトド松と抵抗する

「ううん。一松兄さんは十四松兄さんからの要望でしょ?僕は…………自分から殺しにかかって、カラ松兄さんは受け入れてくれて、僕は、殺したんだ。僕は優しさに甘えてたんだ


末弟という名の鎖に縛られてさ

だからさ、もう甘えない。自分で出きることは自分でする」

「…だったら死ぬぐらい自分でできるデショ」

「あははは、そうだね。さっきの発言と矛盾してるよね。でも、やっぱり死ぬのは怖い




……………本当に僕って甘えん坊だよね」

また、泣きそうな笑みになる


「だからって僕に殺せって言うの?」

一松の声は震えている

「うん。一松兄さんなら叶えてくれると思う」

「…………チッ」



一松は舌打ちをするともう一度銃を手にする



「後悔しないんだね」

こめかみにあてる

「………これで僕の罪が消えるって訳じゃないけどさ、これが僕なりの懺悔だよ」


その言葉におそ松が反抗する

「懺悔って言うなら!もっと違う事があるだろ!?」

チョロ松は涙を流し続ける

「そんな懺悔、いらないんだよ………クソッ」


「………………本当に






ごめんなさい」



「…………ッ」

一松は


引き金を引いた



また、音がした




倒れるトド松

十四松の時とは違い、涙を流す一松



「クソッ………ちくしょおおおおお!!」

咆哮を叫ぶおそ松

「馬鹿だよ、僕達ホント馬鹿だよ………………」

ずっと涙を流すチョロ松









トド松とカラ松は闃が移動させた



そして空気を読まない闃が

『泣くのはよろしいことだが、ゲームはまだ続けるぞ?』

もちろん、闃に声を荒らげるおそ松

「巫山戯んなよ!これ以上できるか!」

『おや、何故だ?』

「僕達もう三人しかいないんだぞ………」

「そんなのあんたにとっても難しいでしょ」

『ふむ。そういえばそうだな…………まぁ仕方がない。三人で続けよう』

闃は布で顔は見えないが口だけはニヤリと笑って、楽しそうにしていた

『ほら、彼方らもやらないと帰れないぞ?』




「お前、ホント嫌な奴…………」


仲間が失っても仕方がない
これが【王様ゲーム】

………………

ここは別の空間


そこでトド松は眼を醒ます

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ラッキー人物

デカパン


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設定タグ:ホラー松 , おそ松さん   
作品ジャンル:ホラー
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おそ松girl(プロフ) - おそ松兄さんどうなったんだろう...続き待ってます! (2017年2月11日 9時) (レス) id: c0344e8643 (このIDを非表示/違反報告)
はまはる(プロフ) - るるさん» モンストはあんまり関係ないですかね………(´ω`) (2016年8月29日 19時) (レス) id: 76ced22a98 (このIDを非表示/違反報告)
るる - モンストw (2016年8月29日 17時) (レス) id: e5893b1192 (このIDを非表示/違反報告)
はまはる(プロフ) - 黒バイさん» 何度もコメントありがとう!ございます! (2016年7月18日 21時) (レス) id: 76ced22a98 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - また・・・?続編待ってます! (2016年7月18日 21時) (レス) id: dcb396dc31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:破都 | 作成日時:2016年3月31日 19時

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