王様ゲーム【ホラー松】

あ、れ？2 ページ32

「カラ松兄さんの、せいなんだね？」




「トド松！お前、どうしたんだよ！」

皆、いきなりのトド松の発言に驚きを隠せない

「どいてよ…十四松兄さん死んだの、カラ松兄さんのせいでしょ」

「カラ松は関係ないだろ！！」

「……関係あるよ。カラ松兄さんがあのカードを引かなきゃ、十四松兄さんが犠牲にならなかった」

トド松の言葉に全員、詰まる

しかし、闃は干渉しなかった



そして、



カラ松が



眼を醒ました



「イタタ………え？何、だ皆」

「カラ松…」

「え？おそ松？」

「逃げろ」

「え。何、で」

「逃がしちゃダメでしょおそ松兄さん。カラ松兄さんも、逃げちゃ許さないよ」



トド松の言葉には重みがあった


それに、眼が狂いを連想させる眼になっていた




「ッ……何故だ」

「カラ松兄さんが悪いんだ。あのカードを引いたから。だから、十四松兄さん死んじゃった。全部、カラ松兄さんが元凶」


「…………」

言葉にカラ松は言い返せなかった



「俺、は」

「カラ松兄さんが、悪い悪い悪い悪い悪い悪い悪い悪い悪いん悪い悪い悪い悪い悪い悪い悪い悪い悪い悪い悪い悪い悪い悪い悪い悪い悪い悪い悪い悪い」


「…！」

「カラ松兄さんが



悪いんだ」


言い切ったトド松は更にカラ松に近づく

「！やめろ、トド松！カラ松、逃げろ！」

「トド松！」

おそ松とチョロ松がトド松を抑えこむ

「離、してよ…僕がカラ松兄さんを殺してやるんだ！」

「そんなことして気ぃはれんのかよ！」

「そんなんではれるわけないじゃないか！もっと…もっと…苦しませながら殺してやる！」

「何でそこまで…」

「十四松兄さんは！やりたかった訳じゃないし！本当は死にたくなかった！殺される前まで、ずっと血を吐いて！ずっと！ずっと！苦しかったんだ！！」

「………！！」

トド松は呪われたように、叫び続ける

「だから！それ以上に苦しみを僕が味わわせてやるんだ！」









「…………トド松」

「！」

「なっ、カラ松。お前逃げろって、」

「もういい。トド松…………俺が、悪かった。お前が俺を






殺してくれ」




カラ松もまた、呪われたように一言呟いた





………………………………………………………
コレ、happybndいけんのか？……もしかしたら、badend！？

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ラッキー人物

デカパン

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