二話 続ける ページ4
『兄弟の絆!絆ほど美しいものはこの世界探してもないだろう………フフフ』
『けど、彼方等は何処までその【絆】は続くかな?此方は楽しみで仕方がないよ』
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「本当に…大丈夫なの?」
「うん、もう大丈夫」
「無理はするなよ?」
「わかってるよ」
『ハイハイ、お話はそこまでに頂こう。またカードをひいてくれ』
六「王様、だーれだ」
「……………僕だ」
「チョロ松兄さん…」
『さぁ、カードをひけ』
スッ
「…?……五番は、四番と供に、【移動】?」
「どういうこと?」
『おや、そのカードをひいたか。では5番と四番』
「僕っす」←四番
「俺かよ」←五番
『では十四松とおそ松、二人には少し移動してもらおう』
ブンッ
「!!!」
「二人が消えた!」
「何処へやったのさ!」
『まぁ落ち着きたまえよ。二人には少し違う世界に移動させただけだ』
「違う世界?」
「そう。此方が移動させたわけではない。自動的に空間移動するのだ」
「二人は………いつ帰ってくるの?」
『さぁどうだろうか。その空間の理に逆らわない限り戻って来るだろう』
「あんたでも二人が何処かわかんないワケ?」
『まあそう睨むな一松。特別に皆に二人が何処か見せよう』
フッ
四「!いた」
『おや、意外と落ち着いてるではないか。』
「あの二人がいる世界はどんな世界なの?」
『…………彼方等はホラーゲームなどはやったことはないか?』
「ホラーゲーム?」
『そう。人間が作り出す摩訶不思議な空間』
「まさか!」
『察しがいいなチョロ松。察し通り、二人はあの摩訶不思議なホラーゲームの空間にいるのだ』
「巫山戯るな!!二人を元に戻せ!」
「カラ松兄さん落ち着いてよ!」
『そうかっかするな。【移動】された場合、必ず何処かのホラーゲームの世界へ移動する。彼方等がもし遊んだ事のあるゲームだった場合、有利だろう?』
「二人がもし戻って来なかったらどうするつもりなのさ」
『それはないだろう。アレはゲームの世界だ。ゲームというのは何度も何度も死んでも何度でも蘇り、挑戦することが可能なのだよ』
「蘇る…?そしたら二人は死人じゃないか」
『確かに蘇るとは言ったがあの空間は特別でな、死なないような作りになっている』
「つまり…?」
『どれだけ怪我をしようが二人は【死ぬことが出来ない】というわけだよ』
四「………」ゾクッ
ラッキー人物
デカパン
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おそ松girl(プロフ) - おそ松兄さんどうなったんだろう...続き待ってます! (2017年2月11日 9時) (レス) id: c0344e8643 (このIDを非表示/違反報告)
はまはる(プロフ) - るるさん» モンストはあんまり関係ないですかね………(´ω`) (2016年8月29日 19時) (レス) id: 76ced22a98 (このIDを非表示/違反報告)
るる - モンストw (2016年8月29日 17時) (レス) id: e5893b1192 (このIDを非表示/違反報告)
はまはる(プロフ) - 黒バイさん» 何度もコメントありがとう!ございます! (2016年7月18日 21時) (レス) id: 76ced22a98 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - また・・・?続編待ってます! (2016年7月18日 21時) (レス) id: dcb396dc31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:破都 | 作成日時:2016年3月31日 19時