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十八話 「やれ」 ページ29

六「王様、誰だ」


「俺か」

『どうぞ、カラ松』

スッ「………、!?」

「どうしたの?」

「王様も含めて【殺しあえ】」

五「!?」

「闃、どういうことだ」

『此方に言われてもねぇ』

「殺しあうなんてできるわけねえだろ!」

『命令には絶対だ』

「………続きがある。【一人殺せば、終了】」

「一人だけだとしても僕らができるわけないじゃん!!」

『……………命令に逆らえば、どうなるかわかるか?』

六「ッ」ゾクッ

『まぁ逆らわなければ良い。ゲームとはそのようなものだ』

「…………」

「十四松?大丈夫か?」

「大丈夫」

『武器など必要なら、使うがいい』
ヒュンッ

言葉と同時に武器が大量に現れた

「残念だけど、使わない」

『そうか?なら…………はじめ』








「皆、すまない……俺があのカードを引いたから……」

「カラ松が謝ることじゃねーよ」

「そうだよ。でも、どうする」

「……………チョロ松兄さん」

「、何?十四松」

「コレ、持って?」

「え……………?」

十四松が渡したのは刃が15cmはあるナイフ

「え、何で、ナイフ?十四ま、」

ドスッ

「え」


ポタッ


ポタッ


十四松はチョロ松にナイフをもたせ、自分から刺した




血が、ナイフを伝わりチョロ松の手に伝わった


「十四松?」



「ゲボッ」

チョロ松と十四松の周りは血溜まりができていた


「これで、いいよね?」


グラッ


「十四松!!」

ドサッ

落下手前におそ松が支えた

「お前!何してんだよ!」

「えへへーこれで、この命令は終わりでしょ?」

「だからって!お前が………」

「こうでもしなきゃ、終われない」

「ッ、けど!!」

「いいんだよー。ぼく、皆の役にたてたから」

そう言う十四松の眼は黄色に輝いていた


「馬鹿!十四松兄さんの馬鹿!!これで皆の役にたったなんて言わないよ!!」

「トッティ………ごめんね?」

「今更謝ったって、許せるわけ無いじゃん!馬鹿!!」

「えへへ………ゲホッ」

十四松は更に血を吐いた

「やめろ、もう喋んな」

「…ごめんなさい」

「お前の、誰にも相談せずにやるとこ、カラ松と似てるよな」

「…」

「ホント、筋肉松二人は…馬鹿だよ」

「えへへ」




「闃、これでいいのか」

『うーん。殺るということは「死なせる」ということなんだが…………まぁいいだろう』




『あぁ。言ってなかったが、この空間では【移動】と違っていつか死ぬぞ?』



「はぁ?」

十九話 十四松は、→←十七話 青い眼をした


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デカパン


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設定タグ:ホラー松 , おそ松さん   
作品ジャンル:ホラー
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おそ松girl(プロフ) - おそ松兄さんどうなったんだろう...続き待ってます! (2017年2月11日 9時) (レス) id: c0344e8643 (このIDを非表示/違反報告)
はまはる(プロフ) - るるさん» モンストはあんまり関係ないですかね………(´ω`) (2016年8月29日 19時) (レス) id: 76ced22a98 (このIDを非表示/違反報告)
るる - モンストw (2016年8月29日 17時) (レス) id: e5893b1192 (このIDを非表示/違反報告)
はまはる(プロフ) - 黒バイさん» 何度もコメントありがとう!ございます! (2016年7月18日 21時) (レス) id: 76ced22a98 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - また・・・?続編待ってます! (2016年7月18日 21時) (レス) id: dcb396dc31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:破都 | 作成日時:2016年3月31日 19時

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