濱家にハマる日々【かまいたち】 (ページ45)

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𝟒𝟓 ページ45

医者「2週間後の抜糸までご自宅で安静にされてください

ではお大事に」

『すみません有難うございました』

ベットで帰りの準備をしお世話になった先生に挨拶も済ませる

Aおはよ
A無事退院出来てお家帰ってます

濱くんおはよ
濱くん了解👍気付けてな

帰りのタクシーの中で濱くんにもLINEをし

まだ痛む頭を気にしながらなんとか家に辿り着いた

『ただいまー、、』

リビングに入り、まず気付いた違和感

『角カバー、、？』

家の至る所の角にクッション材のカバーがされていたからだ、笑

そしてリビングに畳まれたシングルサイズのマット、笑

この形跡を見ただけで急激に濱くんに会いたくなって仕方無い私

軽く部屋を掃除しようかと思ったものの傷口がまだ痛む私はベットに横になった

昨日の病室の布団の匂いなのか自分から消毒の匂いがする

『、、、落ち着かない』

布団からゆっくりと立ち上がりクローゼットを開け手にしたのは濱くんがよく着るパーカー

着ていた部屋着の上から着てもダボダボなパーカーから嗅ぎ慣れた私の大好きな匂いが広がった

『石鹸も柔軟剤も一緒のはずなんだけどな〜、、』

そのまま布団に戻り目を閉じると気が付けば眠りについていた

そして目が覚めたのは18時を過ぎた頃

やばい、濱くん帰って来ちゃう、、

そう思い布団から慌てて起き上がると良い匂いが漂う廊下にドア越しに電気が付いているリビング

ガチャ

濱家「お、起きたん笑、おはよ」

そこにいたのはキッチンでフライパンを振る濱くん

『え、おかえり、？』

濱家「えらい寝とったなぁ

A心配やったし急いで撮影終わらせてん

てかなんで俺のパーカー着てんねん笑」

『あ、え？これ？寒くてちょっと借りた笑、』

濱家「絶対俺の匂い嗅ぎながら寝てたやろ笑、ずっと鼻んとこで匂いながら寝てたで笑、

まぁ可愛いけど」

『違うって、！笑

それよりご飯ありがと、、後これも笑、」

私が角カバーを指差すと＂気付いた？"と笑う濱くん

濱家「ええやろ、危なくないし子供出来た時とかもええやんなこれ

まぁ子供おらんくてもどっかの誰かさんが危ないからなぁ」

濱くんはニヤニヤしながら私の方を見てそう言った

『、、、』

濱家「ごめんて笑、

まだ痛いやろ頭、座っとき」

濱くんの言う通り今日は大人しくご飯も任せて椅子に座った