彩と野球部のマスコットガール【影ボス続編】

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「ただいまぁ〜…」


私はふらふらしながら玄関を開ける。


これから秀明かぁ…と少し憂鬱に思いながら、靴を脱ぎ、手を洗い、服を着替えた。


…何故、こんなにもクタクタなのか。


それは登校時にまで遡る。

(影ボス参照)


…野球部員からマスコットガールになってほしいとお願いされた。


私はあまり目立つことは嫌いなので、そこは「考えさせてください…」で切り抜けられたんだけど…。


そこからが大変だった。


すでに、私にマスコットガールをお願いすることは学校に広まっており


A組の皆からは「受けるの!?」と半ば羨ましさ、半ば怒りのある顔で詰め寄られ



皆、とても怖かった。


なんと言うか、男子も女子もは受けるな…って顔でね。


昼休みは少し落ち着いてた。
忍が心配してくれてたけど。


そして次は下校時。


秀明があるから早めに帰るんだけど、また野球部員にお願いされてしまった。



その時は、悠飛が助けてくれたけどね。

「立花にお願いするのは良いけど、困らせるまでするな」ってね。



そして、お願いにお願いを重ねられたので、私の心は右往左往。


はぁ、どうしようかなぁ……。

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