第10話 ページ10
貴女side
鷹尾「...ん、」
朝日が眩しく目を覚ます
鷹尾「また寝ていt____」
パサリ
鷹尾「...これは、
中也の外套...」
肩から落ちた外套を拾い上げる
弁当も無くなっている
取りに来たのか
鷹尾「...礼を云えてないが...」
ジッ、ジジッ
鷹尾「はい、鷹尾です。」
森「A君、仕事だ」
突然起動した無線を聞くため耳に押し当てる
鷹尾「はい。」
森「遊撃隊の応援に向かってくれないかい」
________
____
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鷹尾「久しいな、芥川」
芥川「Aさん。」
ボスの指定の場所に向かえば遊撃隊の芥川は既に待っていた
?「お、お初にお目にかかります!Aさん!」
鷹尾「...なんだ、この者は」
芥川「...すみません。部下の」
樋口「樋口です!」
芥川「...樋口。口を慎め。この方は、」
鷹尾「良い。...報復隊の鷹尾だ。」
樋口「は、はい!存じております!よろしくお願いします!」
樋口の後ろにもちらほら見ない顔がいる
鷹尾「...で、内容は?」
芥川「...実は殲滅したと思われていた先代派がわずかに残っているそうです」
鷹尾「...」
先代派の抹消か。
まあ裏切りに入るから私の仕事だな
だがそれならなぜ遊撃隊と一緒なんだ
それか遊撃隊だけで十分足りるが...
樋口「芥川先輩とAさんの共闘ですよ!我々は運が良いですね!」
芥川「Aさん?」
鷹尾「...いや、何でもない」
そうか...
ボスは遊撃隊の新人達に報復を見させるつもりか
裏切るとこうなると見せしめに。
鷹尾「場所は分かるのか」
芥川「はい」
鷹尾「案内しろ」
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作者名:はまち x他1人 | 作成日時:2024年3月18日 2時