第17話 ページ18
貴女side
鷹尾「エ、エリス嬢、」
エリス「どうして?チュウヤは素敵な人よ?」
服をぐいっと引っ張られエリス嬢の綺麗な瞳が視界いっぱいに広がる
鷹尾「…は、はい」
エリス「紳士だし男らしいとこもあるわ。それに綺麗な顔してる!」
鷹尾「…容姿は関係ないかと…」
森「私の質問はそうではないよ。
君の云う大切な人というのは
友や家族のことをさしているね?」
鷹尾「そう、です」
それ以外になにかあるのだろうか
エリス「違うわよA」
鷹尾「…違う、とは」
エリス「チュウヤのこと!」
鷹尾「エリス嬢?」
さっきから言葉の意味が分からず混乱する
エリス「チュウヤ、好き?」
鷹尾「…大切な人でした」
エリス「違うわよ!」
鷹尾「好きだった、では無いでしょうか。元友人なので」
嫌いな人とは友人になれないからな
エリス「ちがーう!チュウヤの事、男の人として!好き?」
鷹尾「・・・。えっ?」
森「私が聞きたいのはそういうことだよ。
彼を異性として、好きか嫌いか、どっちかな」
鷹尾「…………それは友としてではなく、」
森「そうだね。云うなら…恋人、にしたいかしたくないかだね」
鷹尾「・・・」
中也を、?
友としてでは無く?
鷹尾「……それでしたら」
森「うんうん」
エリス「ワクワク」
鷹尾「…私は…
中也が好きです」
森「えっ」
エリス「えー!!!」
鷹尾「え…なんですか」
森「いやあ、驚いた。君がこんなにあっさり云うとは思っていなかったから」
エリス「そうよ!!リンタロウ!チュウヤとAは両おm」
森「エリスちゃん。シーっ」
鷹尾「聞いたのはボスでしょう…」
森「そうだね。でも私はてっきり君には恋愛心情が無いものだと思っていたからね
あっても、強いて言うなら太宰君かなって」
鷹尾「…太宰?」
森「そう。太宰君を慕っていたし、彼が居なくなってから君は変わってしまったからね」
鷹尾「……………」
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作者名:はまち x他1人 | 作成日時:2024年3月18日 2時