第2話 ページ2
貴女side
ラット「ま、待ってくれ、!」
鷹尾「五秒待ってやる」
ラット「お、お願いだ!」
鷹尾「五...四...」
ラット「頼む!見逃してくれ」
鷹尾「三...」
ラット「俺には大切な嫁と、」
鷹尾「二...」
ラット「生まれたばかりの子供が、」
鷹尾「一...」
ラット「だから頼む...!」
鷹尾「ゼロ...」
ラット「たすk____」
_________
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鷹尾「...ボス。鷹尾です。終わりました」
森「ご苦労だったねA君。」
鷹尾「いえ。」
イヤホン型の小型無線機がノイズ交じりに起動する
森「次の標的が現れるまではゆっくり休むといい」
鷹尾「分かりました。」
とは云うものの、報告書やら応援やらやっていたら次の仕事が来る
森「そういえば、彼が探していたよ。」
鷹尾「彼...?」
森「中也君。」
鷹尾「・・・」
森「また連絡を無視しているそうだね」
鷹尾「そんなつもりはありません。」
森「ふふ。君を気にかけているのだから、連絡ぐらい返してあげなさい」
鷹尾「...命令ですか」
森「場合によっては」
鷹尾「...分かりました」
溜息と同時に無線機を切る
鷹尾「余計なお世話だ...」
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作者名:はまち x他1人 | 作成日時:2024年3月18日 2時