ep2,『出会い』 ページ4
＿＿＿何が起こってる？
その疑問は、ジョットとコザァートの頭の中を占領していた。
だんだんと晴れていく煙。
？「おっさんさぁ・・・、子供からお金スッテさぁ・・
ましてや暴力って・・・・・」
さっきの声だ・・。
反射的に声の聞こえる方へ振り向く。
聞こえ方からしてすぐ近くだ。
？「しかも、煙幕って・・・
おっさん何したいわけ？」
コザァ「君は・・・・？」
ジョ「誰だ・・・・・？」
晴れていく煙の中。
すぐ近くに見つけた先ほどの男。
しかし、男はこちらにきづいておらず、
黒いコートを羽織った少女と対峙している。
風に靡く金色の髪＿＿＿＿＿。
？「早く返してくれよ。こちとら暇じゃねーんだよ」
あの声の主はこの少女らしい。
男１「誰が返すかよ！！この餓鬼！！」
そう叫びながら、手を挙げる男。
ジョ「なっ！！？」
コザァ「やめろ！！」
止めようと走り出した、二人を横目で見ていた少女はｸｽﾘと笑う。
？「遅いね。おっさん」
そういい残すと少女は、スルリと男の腕を交わし
肘で鳩尾を突く。
男１「がっ・・・」
そのまま膝をつく男性に近づくと、
男性のポケットから、お金を取り出す。
ジョ「どういう事だ？」
足を止めその光景に目を見張る二人。
しかし、少女はそんな二人に目もくれず、先ほどのお金を数え始める。
？「ひーふーみー・・・・・ん。全額おｋ！！」
コザァ「えっ・・？」
ジョ「待て、その金は・・」
その問いかけに、少女は二人に顔を向ける。
深く蒼い瞳が二人を捕らえる。
？「あぁ、このお金ね。このおっさんが子供からスッタんだよ。しかもタックルでぶつかるとかさぁ・・・・。だから取り返しに来たんだよ。」
ジョ「じゃあさっきの叫び声は・・・」
？「そだよ。タックルされた子。」
？「まぁ、でも正直助かった。君たちが足止めしといてくれてて。」
コザァ「そう・・・。にしても君すごいね！！」
？「どーも」
ジョ「こっちも助かった。逃がさなくて済んだからな。」
？「・・・・あっそ、てゆーか・・・・今更だけど、誰？」
コザァ「そうだね、名乗ってなかった。
僕はシモン。シモン・コザァート」
ジョ「ジョットだ。」
？「ん、ジョットとコザァートね。わかった。
俺は、A。A・フローラ。」
コザァ/ジョ「よろしく」
A「何をよろしくするか分かんないけど・・・
まぁよろしく。」
ラッキーアイテム
革ベルト
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ウィンド - お久しぶりです！この小説、何回見てもやっぱり面白いです。更新がんばって下さい！ (2012年5月16日 17時) (
レス) id: 1bb67065bc (このIDを非表示/違反報告)
☆天★(プロフ) - ウィンドさん！！コメありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2012年4月15日 19時) (レス) id: 52754ae335 (このIDを非表示/違反報告)
ウィンド - 面白いです！ 続きを楽しみにしてます。 (2012年4月15日 18時) (レス) id: 1bb67065bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆天★ | 作成日時：2012年4月9日 16時
