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sweet...66 ページ19





朝、いつもの時間にやっぱり目が覚めた。


あの後いつの間にか
布団の上で眠ってしまっていたらしい。



『、っ、、いった、、、』


起き上がると、眩暈がするほどの頭痛がした。


ガンガンと殴られてるかの様な頭痛。
体も暑い。


そりゃそうだよね。
冷え切った体でそのまま
布団もかけずに寝るなんて、、、



つくづく私はバカだなぁ、、、



でも今日もお店を開けなきゃで、
しかも25日。クリスマス。

ショコラケーキの予約もそれなりにあって、

きっと今日も忙しくなるだろう。



フラフラする体で
なんとか薬だけは飲んで、
制服に着替えて階段を降りた。



そういえば、ケータイは
昨日から厨房に置きっぱなしだ。


照からの連絡が来てるかも。
と思い確認しようとしたら、


『、、、ハジメのやつ、
 電源切ってるし。ムカつく。』


電源を入れてみると、



ほんとにごめん。


とだけ連絡がきてた。



『、、、こちらこそごめん。』


そう打って返信したいのに、
指がうまく動かない。


『霜焼け?最悪。』


やっぱり、、、
元の言う通りになってしまった。


『とことんムカつく。』



そう呟いたら、、、



「誰がムカつくって?」


『、、、早いって。
 昨日も遅かったんだし、
 ゆっくりの出勤でいいって
 いつも言ってるでしょ。』


元「うるせー。
  今日やることいっぱいあんだろ。

  それに、、、
  どうせ誰かさん、使い物になんねーだろうし。」



ほんとムカつく、、、けど、



元「その手じゃどうせできないだろ。
  こっちやっとくから、
  売り場準備からやっとけ。」



『、、、分かった。』



結局、ハジメに頼るしかできない。

自分に1番腹が立った。












予想通り、お店は今日もすごく忙しかった。



忙しいおかげで
照のことはそんなに
考えることは無かったけど、




『、、っつ、、、』


頭痛はびどくなる一方だし、

汗が止まらない。

熱あるんだろうな、、、



こんなご時世だから
あんまり熱が高い人が
人前に立つのも良くないと思い、


接客は主にライカちゃんに任せて
厨房に入っていたけど、、、



ガシャン!!


元「おいっ!」

『あ、ごめん!
 急いで作り直す!』


ラ「店長、、、大丈夫ですか?」


さっきからミスしてばかり。




元「お前もういいから、
  座っとけ。」


『大丈夫。
 大丈夫だから。』

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作品ジャンル:タレント
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作者名:Aym:) | 作成日時:2022年5月20日 22時

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