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次の日は当たり前のように仕事があり
私は恐る恐る仕事場に向かった。
そして、彼からもらった指輪を返すつもりだ。
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『おはようございます』
彼「・・・おはようございます」
『あの・・・これ』
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私は指輪を彼に返した。
彼は黙って受け取った。
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彼「うん。昨日はカッとなってごめん」
『・・・・。』
彼「俺、ここやめることにした」
『え?』
彼「昨日のこと、冷静になって考えたんだ。
本当に申し訳ないことしたと思ってる。
ごめんなさい。」
『・・・・。』
彼「気持ちを切り替えるためにも、ここにはいられない。」
『・・・・・・。』
彼「本当にごめんなさい」
『うん・・・』
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そして彼はその日退職届を出し、保育園からいなくなった。
園長曰く、地方の保育園に転勤するらしい。
少しホッとした・・・
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『ただいま〜』
潤「おかえり^^」
『え、まだ家にいたの?』
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実は昨日、夜遅かったから
私の部屋で泊まった/////
初めてのことばかりでドキドキが止まらなかった////
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潤「え、俺に会いたくなかったの?」
『そういうことじゃなくて』
母「潤くんが夜ご飯手伝ってくれたのよ〜」
潤「ハハ」
『えっそうなの?』
母「まさか潤くんと付き合うなんてね〜♡」
『ちょ////////』
母「私は昔からずーーーっとAには潤くんがいいなぁって思ってたから嬉しいわ〜」
『そうなの?』
潤「近すぎてなかなか付き合うのに一苦労でした^^wwwww」
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それはこっちのセリフよ・・・
私なんてずっと願ってたよ。
幼馴染なんていいことないな〜って
思ってた。
潤の特別な存在になりたくて必死だった。
遠回りしたけど
今こうやって大好きな潤と
一緒にいれて私は幸せ・・・
ずっと好きでいて良かった。
これからもずっと好きだよ///
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END
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作者名:わたあめ | 作成日時:2020年4月12日 0時