検索窓
今日:13 hit、昨日:13 hit、合計:15,731 hit

_50 ページ24

____________________


彼「もうこんな時間」

.

.

そうだよ、もう24時ですよ
疲れたよ・・・
早く帰らせて。

.


.

彼「送るよ^^」

『ありがとう』

.


.

帰り道、

とうとう話す時が来た____

.


.

『あのさ。前に私がデートに誘った日あったじゃん』

彼「うん」

『あの日、何してたの?』

彼「ん?あ〜^^さっきの友達と呑んでた^^」


.


.

こいつ完全に嘘ついてる。

.



.




『そっか。じゃあなんでかな・・・私見たんだよね。
 映画館であなたのこと・・・
 あれは別人なのかな?』

彼「えっ」

『もう隠さないで。あの日映画館にいたのはあなたよね?
 ねぇ___なんで隠したの?あの子供は誰・・・?』

彼「・・・・」

『答えて・・・』

.


.

.


彼「ごめん・・・いつかちゃんと話そうと思ってた・・・」

『・・・。』


.



.




彼「実は・・・バツイチなんだ。」

『・・・っ』

.


.

なんとなく予想はしてた。
彼は私より年上だし、早くに子供作ってたら
多分あのくらい成長してるんだろうなぁ〜って。


.


.




彼「二十歳の頃子供が生まれたんだけど
  お互い若くて喧嘩ばかりで、すぐ離婚したんだ。
  でも子供のためにも月1で会ってて、
  あの日はちょうどその子と会う日だったんだ。」

『そっか・・・・じゃあ私のこと遊びだったの』

彼「違う!Aのことは本気で好きだった!」

『じゃあなんでこんな大事なこと黙ってたの?』

.


.


そう・・・こんな大事な話
付き合う前に話すべきだったんじゃない?
私のこと本当に好きだったら
そんな隠し事・・・しないでしょ。


.



.




彼「・・・ごめん」

『わっ別れてください・・・』

彼「えっ・・・・っ俺っ」

『お願いですっ別れてください!!!!!!!』

彼「なんで!」

.

.

彼は私の両肩を掴んだ
私は倒れそうになった。

.

.


『やめてっ』

彼「なぁ!それはあんまりだろ?」

『やめてっ!お願いやめて!』

.


.


怖かった。
この人・・・こんなんだから前の人とも
上手くいかなかったんだよ。
狂気じみてる・・・




____________________

_51→←_49



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
77人がお気に入り
設定タグ:上原潤 , produce101japan , ORβIT   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:わたあめ | 作成日時:2020年4月12日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。