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『それではそろそろ行きますね』
ヨナ「気をつけてね。また何かあったら帰ってきていいからね」
『ありがとうございます^^』
私はキャリーを持ち事務所を出ようとした
4「チャッカンマン!(待って!)」
『ヨンフン?』
4「これ____9月に発売するCDです。
良かったら聴いてください。
魂込めて歌いました・・・」
『っ・・・ありがとうございます』
4「お元気で・・・」
ヨンフンはニコッと微笑んだ。
『ヨンフンさんも・・・』
はぁ・・・本当にこれが最後か・・・
やっぱり私はヨンフンのことが好きで
いまも、ヨンフンに抱きついて『大好き』って
伝えたいくらいなのに・・・
ヨンフンは昨日の夜泣いたであろう
腫れぼったい目で
必死に笑顔を作っていた・・・
私はお辞儀をし、事務所を出た。
振り返らなかった。
涙をこらえるのに必死だったから・・・
私はヨンフンがくれたCDをギュッと
握りしめた。
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_日本に到着_
2ヶ月ぶりの日本はすでに秋の肌寒い
季節になっていた
私は速攻家へ帰り、ヨンフンから貰ったCDを聴いた・・・
.
.
.
『ひまわりの約束?』
カバー曲。
あっ、あの日本の曲の?
______________♪
切ない歌い方、そして愛する人の声。
涙が止まらなかった。
声に出して泣いた。
この曲にヨンフンのすべての思いが込められてる・・・そんな気がした
『うぅっっ・・・・う』
何度も聞いた。
楽しかった甘い時間がフラッシュバックし
ヨンフンの笑顔が頭に浮かぶ・・・
私たちは本当に愛しあってた・・・
今でもお互い大好きなんだ・・・
もう2度と会えないかもしれないけど・・・
別々の道で、お互い輝こうね
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思い返すと、幸せな夏だった。
愛する人に出会え、毎日が愛で溢れていた。
ヨンフン・・・ありがとう。
私は幸せでした・・・
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作者名:わたあめ | 作成日時:2020年2月18日 20時