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百二四の感情 ページ9

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実弥に殴られて数日が経った______、



頬の痛みと腫れは、

しのぶの言った通り、数日で引き、

無事に治った。




え、実弥からの謝罪?

された覚えはないな…。←


まぁ、別に、

されてもされなくてもどっちでもいいんだが…






柱稽古も、

段々と次の柱の元へ行く隊士が出、

私の稽古場は少し寂しくなってくる







「ふぅ…、」






稽古場の真ん中で正座し、

一息ついた後、私は立ち上がった






________
______
_





義勇の邸へと向かっている途中、

義勇の邸 近くでものすごい音が鳴っていた


軽い足取りで邸へ近づけば、

そこには炭治郎もいて…。




炭治郎が見ている方へ、

私も視線を向ける



どうやら、


義勇と実弥が手合わせをしているところだったらしい…








「(…一足遅かったか)」








実は私も義勇と手合わせをしたかったのだが、

実弥に先を越されてしまったようだ…








「……ん"っ!?星埜谷さん?!」







炭治郎が今更私に気づいたのか、

私の姿を見て驚いている




その炭治郎の声と同時に、

義勇と実弥の木刀が、

バキッと音を鳴らして折れた



そんな様子に、

実弥は持っていた木刀の柄を捨て、

手をボキボキと鳴らす








「よォし、じゃあ次は素手で殺し合うかァ」


「待った待った待ったァ!!」







そう言って、

炭治郎は柵を飛び越えて、

実弥に待ったをかける



そんな炭治郎の行動に、

私も足に力を入れ、跳躍し、柵を飛び越える




それに気づいたのか、

義勇が私の名前をボソリ…と呟いた



その義勇の呟きに、

実弥が、すぐさま私の方へ体を向けた







「不死川さん!また星埜谷さんを巻き込んだら駄目ですよ!!」


「あ"ぁんッ!?あれはAが飛び出してきたのがァ…!!」


「それと義勇さんと喧嘩しちゃ駄目じゃないですか!
おはぎの取り合いですか?もしそうなら俺が腹一杯になるまで作りますから…!」


「ふざけてやがるなァァ…」






そう言い争う、炭治郎と実弥。


私と義勇は顔を見合わせて、

炭治郎の発言に、一緒に首を傾げた






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いちご飴 - とっても面白いお話ですね!更新がんばってください!応援してます! (2020年6月5日 1時) (レス) id: 277b9199de (このIDを非表示/違反報告)
- とても面白くていっきにすべて読んでしまいました! 更新頑張ってください!! 楽しみにしています! (2020年5月20日 20時) (レス) id: bdd41f57a7 (このIDを非表示/違反報告)
マロ(プロフ) - 久しぶりの更新とても嬉しいです!!! 今か今かと心待ちにしておりました!! これからもずっと応援させて頂きます!! (2020年4月17日 18時) (レス) id: d8cf0d1c15 (このIDを非表示/違反報告)
雪もち - とても面白く拝見させて頂きました!更新楽しみにしています! (2020年3月31日 13時) (レス) id: 01ef15654f (このIDを非表示/違反報告)
かかす(プロフ) - それぞれのキャラの性格がしっかり掴めていてすごいと思いました!応援してます (2020年3月24日 23時) (レス) id: cb1c312403 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:牡丹 | 作成日時:2020年3月4日 10時

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