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4話《鍛錬》 ページ6

〜貴方side〜

……今日も“血を浴びた”。依頼はとある貴族からのもので……仕返しだとか。怖いよね、ホント。

『ま、僕も充分怖いか…』

血は魔法で取る。その血は一つの玉になる。それは戦闘の時に使えるから便利。

『……寝よ』

瞬間移動魔法で自室へと戻り、眠った。







ー翌日ー

眼が覚めると昼! よく寝てたみたい……着替えて外へと出る。今は春だから少し暖かい…

「あ、A殿」

『ん? おひさ〜……白龍』

白龍がやって来た。

龍「お久しぶりです、A殿。……この後、ご用事は?」

『んー……ないよー』

龍「あの……お相手してくださいませんか?」

槍を持ちながら言う白龍……一緒に鍛錬しよう、と…

『良いね! 賛成賛成!』

僕は仕事以外で大鎌は使わない、双剣か短剣かで鍛錬する。
今回は……白龍やりだし短剣でするか。






鍛錬場につき、両者武器を構える。

『さぁ…かかってきなよ、白龍!』

龍「……はい!」

白龍は真っ直ぐに来た。それをたやすく避ける。

それからも剣と槍を交える…刃と刃のぶつかる音が聞こえ気分が良い……!





それからも何分か続いたけど……白龍は疲れ始めたのか、隙が多くなってきている。もう終わらすか。

龍「……なっ!」

僕は白龍の槍を空へと上げ、その内に白龍の首元に剣を置く。

『……勝ったね』

龍「……負けました。A殿はやはりお強いですね。戦闘中も……なんだか、魅せているようで…」

そう、僕がなぜリボンなどをつけているかというと……

『だってさ? ただ戦うだけじゃあ……楽しくないもん。だから、敢えて魅せるの。舞うように戦うの。案外楽しいよ!』

僕が本気で戦えばきっとすぐに終わる。だから隙を見せようとする。それを見抜くかは相手次第だけどね。

龍「……なにか、アドバイスなどはありませんか?」

『そうね……もう少し身体を鍛えなよ。今のままじゃ長時間にわたる戦はできない。それと……もう少し、後ろに注意すること』

龍「……なるほど、分かりました。今日はありがとうございます」

『良いの良いの! 味方を強くなるのは嬉しいことだから! じゃあね!』

僕はその場を去る。

実際……僕が白龍の味方かどうかなんて……分からないんだけどね。

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Kapiくる(プロフ) - キロルさん» 神だなんて……! 私はただの人間ですよ! はい、ありがとうございます! 以後も更新頑張りますね! (2016年5月18日 15時) (レス) id: f29b69fec7 (このIDを非表示/違反報告)
キロル - コメント、失礼します!こーんな夢小説作れるなんて、貴方様は神なのですか!?((いや、神ですね!!更新は、自分のペースで頑張ってください♪ (2016年4月24日 21時) (レス) id: 2ac911ddfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kapiくる | 作成日時:2016年3月7日 22時

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