不思議な時計店【本編小説】

とりま説明【恵凛】 ページ3

弥生side

やあ、私は今泉(いまいずみ)弥生(やよい)。一応この店の副店長をしている。

先ほどは店長がゴメンなさい。いろんな説明をして無かった。

と、いう訳でよく分からないけど私が説明をしよう。


まず、さっきの僕っ子が店長の時鐘雪吹。
結構信頼してるし仲も良い(と思ってる)。


まあ、他の人は追々自分で話すだろうから省略。


この店は森の奥にあって、なかなかお客さんは来ない。

うん。これはなんだか寂しい。

この店で和気藹々として働くのは楽しいから良いのだけれど。


『おーい。みっちゃん。あの時計見して。』

「嗚呼。いいがいまはちょっと手が離せなくてだな。」

『そんじゃわーくん持ってきて。』

「…あ？今だし巻き卵作ってるんだけど。」

『いや、あのダークマターは誰も食べられ無いからね⁉』


この二人とはなんやかんやで仲が良いと思う。みっちゃんとは親友だしね。


…おっと、人紹介はやめるって言ったんだった。


まあ、たまに来るお客さんは精度が良いって言ってくれる。

これは私たち職人にとってとても嬉しい事。


『もっとお客さん、来てくれないかなぁ。』

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