〔 短編集 〕 俺とあの子とあれやこれ 〔 銀魂 〕

髪乾かし〔 高杉晋助 〕黎明様ﾘｸ ページ7

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真っ暗な宇宙を進む船。





たまに遊びに来る、来客の神威さんと阿伏兎さんに出す飲み物を

運んでいた私ですが..





『わｯ』






ﾊﾞｯｼｬﾝ






『いたた...ちょっと神威さん!!なにするんですかｯ..!!』



「アンタ見ると構いたくなるんだよﾈ」



『いや..よくわからないで..』







さっきまで持っていたはずのお盆が...






「..」





『えっと..これは..その....』






高杉さんのお顔面へと飛んでいったわけで...







「...」





『いやだから..あの...』







濡れた自分の着物に視線を落とし、表情が伺えない高杉さんを見て


更に青ざめていく私..。







『 あっ..あの.. 』






「..あとで俺の部屋に来い」







や、殺られる..







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そんなこんなで、掃除をして



後を追うように、部屋に来たものの







「拭け」







入ってそうそう、ご命令を頂きまして..。






胡座をかき、着物の上を下げ


濡れた髪と、その鍛えられた体が露になったその姿は



とても艶かしい。







腑に落ちない部分も多々あるが、とりあえず近くに膝をつけ

タオルで水気をとばすけど..





『..ご、すみませんでした..』




こんな姿で目の前にいられたら..まともに顔も見られない。


気まずくて謝りの言葉を投げつける。






「ｸｸｯ...」





そんな私を見て高杉さんは不敵に笑うと、









耳に唇が当たる距離まで近付いてくる。









「 なに期待してんだよ 」









低く、奥まで響く声。





息が耳の縁をなぞる感触が体中に走る。









『し、してないですｯ..!!』







また妖しく笑う高杉さんの唇が





少しずつ、私のへと近付いてきて..








『ｯ』







思わず目をぎゅっと瞑る。









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予想していた唇への感触がない。







ゆっくりと目を開けると、









駆け引きに勝ったかのような涼しい表情の高杉さん。









指先で、私の唇をなぞる









.








「こっから先、どうして欲しいか







..言ってみろよ 」








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- 髪乾かし 〔 高杉晋助の場合 〕END -

晋助様ってなんであんなに美しいんでしょうか。。
しかしまぁ..髪乾かしてやれよ!!おい!!っていう私が主犯です((
とりあえず、晋ちゃん次の日発熱ってことでっ(ｷﾘｯ


黎明様リクエストありがとうございました！！

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