転生したら洞窟ウサギになってた件

洞窟のオトモダチ ページ6

「ここって他にも誰も居ないの？」
「いや、居るには居るが、少し歩くぞ？」
「全然平気だし。友達作りたいの。」
不思議そうな顔してる。また教えるの？
説明省略するよ！
「なるほど、"トモダチ"とはそういうものなのか。」
つくりたそうつくりたそう‼ふふっ。計画通りね。ここのモンスター皆と仲良くなってやる‼
早速いこうか！


歩き出して15分経過
「ま、まだつかないの？」
「もうすぐだ。我慢しろ。」
疲れた…！
「ん、着いたぞ。」
「ここは…？」
なんか蜘蛛の巣ヤバイ…入りたくねぇ…
蜘蛛「こんにちはぁ〜」
めっちゃほんわかですね。やば。
「あ、こんにちは。洞窟ウサギの紅玉です。オトモダチになってください。」
あ、直球すぎた。相手固まった。
蜘蛛「オトモダチ…？わかったわ。なりましょう！これからよろしくね！」
めっちゃ理解してる‼おいこら龍神、なんで分かんなかったんだよ！
「ちなみにここには蜘蛛の家族以外もういないぞ。」
すっくなぁぁぁ！おかしいでしょ！
「トモダチほしいなら他のエリアいけば良いんじゃない〜？」
おお、蜘蛛さんやさしいな。
「ありがとうございます。行ってみます。ではさようなら。」

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