転生したら洞窟ウサギになってた件

宝石エリア ページ35

「わぁ…！」
「…！すごいわね！」
「おお、すごいな(金…金…)」
「おおぉ、すっげぇ！(うっひょぉ、幼女可愛いいい！)」
宝石エリアというだけあって、さすが。宝石がそこらじゅうたくさん転がっていた。
「あの、おみやげです。」
「わ、いいの！？」
翡翠ちゃんが、それぞれに合うように、と宝石を選んでくれた。私はガーネットだった。
ルカは、エメラルド。
ヒカリは、トパーズ。
シャドウは、アメジスト。
紅夢ちゃんは、ルビー。
あれ、色じゃね？判定のしかた。
「ありがとう！あ、ルカ。それ売っちゃダメだよ。守ってくれるらしいから。」
「む…そうか。じゃあ他を…」
「あ、あとひとつだけなら…」
「じゃあこれを！」
ルカは、オパールという宝石を指差した。
「あ…それは…。」
「いいかな？」
「あの、他のでお願いできますか」
「あ、おう。」
…？なんでオパールだけ？
「じゃあこれは？」
なるほど、オニキスか。
「あ、それなら良いですよ。」
「ルカ、止めなさいよ。きっと迷惑してるわ。」
「そうだぜ、ルカ。翡翠ちゃんも、迷惑なら言ってくれよ。」
「あ、じゃあ…」
数秒後、私たちはとても驚くことになるだろう。スキル:予知

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