千年桜の光と罪

第6記 新たな交響曲 ページ8

今日はAちゃんと一緒に街へと出た。

明日はお客さんが来る為出られないから、今日江戸を案内してくれた。

いろいろ回って、大体の場所を案内してもらった。

(A)「ヨウさん、次が最後の場所ですよ。」

ジャーンッ！といって見せられたのは"スナックお登勢"の文字。

(ヨウ)「あ、あの...Aちゃん。

ここ...スナックって書いてあるんだけど..。」

(A)「へ？あ、確かにこっちオススメですけど、その上です！！」

視線を上へずらす。

(ヨウ)「"万事屋銀ちゃん"...？」

Aちゃんはニッコリ笑顔。

(A)「はい！いわゆる何でも屋ですね！

お願いすれば何でもしてくれますよ。

『銀ちゃん助けてー！！』て、駆け込んだら変態が助けてくれます。」

いたずらっ子の様に笑うAちゃん。






.






スッと笑顔が消える。

(A)「だから何かあったときはここに来てください。」

笑っている姿しか見たことがないから、この瞬間の少し冷たい表情が余計に怖かった。

ゾクッ

一瞬、背筋に寒気がはしった。

でも１回瞬きをしたら、いつもの笑みに戻っていた。







(A)「まぁ、ここにいるのはマダオとメガネと大食い娘なんていう役に立ちそうにない奴等ですけど。」

...あれ？少し前まで頼れって言ってなかったっけ？

ドカッ

視界からAちゃんが消えた_______





.




訳ではなく、気づくと地面に倒れていた。

(？1)「だれがマダオだ。このおてんば娘。」

(？2)「いい加減やめてくれない、メガネ呼び。」

(？3)「私のどこが大食いアルか！」

Aちゃん、この３人に同時に殴られた...？

(A)「イタタタ...。

もう、酷いなぁ..."銀ちゃん"、新八くん、神楽ちゃん。」

...銀ちゃん？...もしかして...。

(A)「ヨウさん、紹介しますね。

こちら"万事屋トリオ"です！！」




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