第13章 記憶の再会 ページ15
(?)「クソッ...なんで"アイツ"があんな所にいるんだっ...。」
娘...いや、娘の姿をした男。
彼の名は『南雲 薫』_____。
南雲は昨日、とある理由で真選組の戦力を殺しに行った。
名前をあげれば
《近藤 勲》
《土方 十四郎》
そして.....
《沖田 総悟》
.
だが、南雲にとって"A"という少女が真選組にいることは計算外だった。
(南雲)「ただでさえムカツク響きな奴らなのに...アイツがいたら、殺せないじゃん....。」
(?)「へー、誰を殺すつもりだったんですかー?
______南雲 薫さん。」
.
南雲は声のした方にバッと距離をとった。
その人物を見てギョッとした後、何かを理解したような顔つきになる。
(南雲)「...俺にまったく気配を感じさせずに背後に立つなんて、誰かと思えば...お前か。」
(?)「.....ええ。お久しぶりですね、南雲。」
南雲の前へ立つ少女______
.
の姿をしている者は妖艶な笑みを見せる。
そう、南雲も知っている少女の見た目をした___『人形』。
"昔"のままだ。
(南雲)「まさか、俺の事を覚えてて"本人"だとは思わなかったよ。
あまりにも様子が違いすぎて。」
(?)「それはこちらのセリフですよ。
ビックリしました。」
まったく驚いた様子のない少女に南雲は呆れるしかなかった。
(南雲)「本当に、奴らの前とは様子が違うんだから反応に困るよ。」
(?)「...そりゃあ、同じ"過ち"をまた繰り返す訳にはいかないですからね。」
南雲は少し考える素振りを見せる。
だがすぐに。
(南雲)「...."あいつら"の"最後の言葉"、か。
お前、"真選組"を"あいつら"に重ねてるんだろ。」
少女は無言。
南雲は無言=肯定と捉える。
(南雲)「お前は昔から...変わらないんだな。」
(?)「そう簡単に変わらないですよ。
...それに私のことより何故、"真選組"へ?」
南雲は笑みを消し、真顔になる。
(南雲)「_____"雪村綱道"_____。
そして______"千鶴"。」
【思い出すのが恐くて】
【瞳心を閉ざして】
【何度も消そうとしたの】
【その度にあなた溢れた】
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美羽姫(プロフ) - 紫苑さん» ありがとうございます(/ _ ; )そう言ってもらえて、幸せです!!! (2015年4月23日 21時) (レス) id: 8b3a69b151 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 頑張ってください!これを読むのはすごい楽しいです! (2015年4月22日 22時) (レス) id: 34d44317de (このIDを非表示/違反報告)
美羽姫(プロフ) - 紫苑さん» ありがとうございます!!更新不定期ですが、頑張っていきます!! (2015年4月22日 0時) (レス) id: ed5fbc4834 (このIDを非表示/違反報告)
美羽姫(プロフ) - バリーさん» はい!その歌詞も入ってます!!いろいろ歌詞混じってるので、よかったら調べてみてくださいw 私の好きな曲ばかりですがwww (2015年4月22日 0時) (レス) id: ed5fbc4834 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 作中の決戦の刻良かったです!更新楽しみにまってます! (2015年4月20日 0時) (レス) id: 34d44317de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美羽姫 | 作成日時:2015年2月22日 21時