ヘイ、パイセン ページ8
ジャージに着替えて野薔薇とグラウンドに向かった。
『野薔薇のそのジャージシャレオツ』
野「でしょー!裏原で買ったんだ〜」
なんとも女子っぽい色の上着にレギンス。ランニングウェアみたいな。
『いいなぁ〜私も新しいウェア欲しいなぁ。』
そう言って私は自分の服装を見た。
『私なんてもともと運動とか体育でしかしてなかったから前の学校の体操服しか持ってないよ。まぁ他校に比べてデザインが良かったのが唯一の救い。』
野「じゃあ今度一緒にショッピング行かない??」
『え!行く行く行く!はい!私渋谷と原宿行きたい!』
野「よし!案内は任せとけ!折角だし真希さんも誘ってみるか」
真希さん…?
野「お、ちょうどいいところに!真希さ〜ん!」
野薔薇はそう言って目の前にいるポニテのスタイル抜群女子に駆け寄って行った。
は?9頭身かこの野郎。羨ましいぜこの野郎。
真希さんと呼ばれる人物はこちらに視線を向けた。
真「お前がAか。禅院真希だ。呪力がない同士よろしくな。」
『宮島Aです。五条先生が言ってたのは先輩のことだったんですね。』
真「あいつが何言ったのかは知らねえけどこれからみっちり扱いてやるから覚悟しとけよ」
そう言ってニヤリと笑う彼女はやはり美しいという言葉が一番似合うのだろう。
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作者名:藍音 | 作成日時:2021年1月9日 3時