ヘイ、ニューライフ ページ5
あの後五条センセイに全てを聞き出した。
説明の中にまぁよくわからん単語の多いこと。
"私が呪術師の家系の末裔であると言う記録があったから接触してきた"
『まず呪術師ってなんなんですか?家系?』
五条「呪術師ってのは呪いを呪いで祓う人のこと。君のご先祖様の中にその呪術師ってのがいたわけ。それもかなりの有名人でね。」
『ふーん、厨二病みたいな話。俄には信じられないかな。』
五条「まぁそれもそうだよね、実際に体験してみるまでは。」
『じゃあ私も呪術師になるの?』
五条「あはは。今はまだ無理かな。見えない側の人間だから。」
『見えない側?』
五条「さっきこれが見えるかって聞いたでしょ?』
『あーうん。あれ結局はなんだったんですか?』
五条「呪いだよ。」
『へーじゃああれが見えないとそもそも話にならないってわけか。』
五条「理解が早くて助かるねぇ」
…ん?じゃあなんで私を連れてきたんだ??
『私なんも見えない一般人なんですよね?』
五条「うん、そうみたいだね。おまけに呪いを祓うのに必要不可な呪力も
適当すぎじゃない??
呪いが見えない。呪力がない。
それなら此処に来る意味がないのでは?
五条「ただね、ぼくの直感が訴えてる訳よ。君には何かがある。見逃してはならない。ってね。」
『…』
五条「まあ呪いが見えない、呪力がないって子が実は他にもいるからどうにかなるよ。ダイジョブダイジョブ!」
あぁ、早くも頭痛がしてきた…
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作者名:藍音 | 作成日時:2021年1月9日 3時