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『いい湯でございました。』
そう言って深々と頭を下げるAを見て五条は笑いはじめた。
五条「ケラケラ)ちょっ、君、その髪型…笑」
Aはキョトンとしていた。
恵「かなり時代が感じられる髪型ですね」
棘「しゃけ」
Aはいわゆるラジオ巻をほどこしていた。
『ええぇ…でも私今の流行とかわかりませんわ』
五条「まぁ結ばなくても可愛いと思うよ」
と五条は本心からそう言ったが、Aは顔を真っ赤にした。
『そんなみっともないです…!髪を結い上げないだなんて』
恵「すみません、少しいじってもいいですか?」
『…?』
Aはなされるがままに伏黒に髪をいじってもらった。
恵「できた。ツインテールです。今はこっちの方が時代に合ってますよ」
『わぁ…!重ね重ねありがとうございます!殿方に髪を結っていただくのは初めてです。とてもお上手なのですね』
恵「まぁ、姉がしているのをよく見ていたので」
棘「いくら」
そんなやりとりを横目に五条は微笑んだ。
五条「…じゃあそろそろ出ようか。」
そして呪術高専に戻ってきた。
棘「ツナマヨ」
『わぁ、ここが呪術の学校なのですね…!とても広いですわ!でも全然ハイカラじゃないですね。』
五条「出た。大正娘発言。」
棘「高菜」
恵「そうですね。先輩たちにも紹介しましょう。」
五条「その前に学長と面談だ。」
『わかりましたわ。』
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?「どうやら起きたみたいだね。」
?「できれば私たちの手元に置いておきたかったんだけど」
?「暫くは様子見といこう」
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作者名:藍音 | 作成日時:2021年1月6日 0時