儚い笑顔 * 菅原side ページ6
Aが一人の女の子と話があると言って、俺達を先に行かせてから数分。
菅「あれ？
なぁ大地、田中と西谷は？」
澤「さっきまで一緒に歩いてたのに...
アイツらどこ行って...」
大地とそんな話をしてると、二人は戻ってきた。
田西「...っ！......ッ!!...！」
泣きながら。
え、泣きながら？←
菅「ちょ、二人ともどうした!!?」
昨日の清水から頑張れって言われた時みたいに声にならないぐらい泣いてる。
田西「...Aっ、さん...が...！」
澤「Aに何かあったのか!!?」
ブンブンと首を振る二人。
なら、何が...
田西「Aさんが...ッ
か、カッコ良すぎて...ッ！」
全「「「......」」」
Aがカッコ良すぎて？
縁「なんでそうなったかの経緯を話してくれない？」
縁下が冷静に対応する。
田「実は俺達、Aさんの方に残って話聞いてたんすけど...」
西「伊達工にいた女子が、Aさんと烏野をバカにするような事言ってたんです！
それだけじゃなく、烏野を潰そうかとか何とか言ってて...。
そしたらAさんが...」
田西「『烏野には手ェ出すなよ』って...！」
二人いわく、Aの雰囲気がいつもと全く違ってて、そのカッコ良さに痺れたと。
田西「あ、それと！」
何かを思い出したように声を上げる二人。
田「Aさんが、俺らとバレーするかもしれないっす！」
あ「あれ...聞いちゃったの？」
全「「「!!!??」」」
あ「えーっと...はい。
龍くんの言う通りで...
お願いします、僕を試合に出して下さい」
Aの言葉に、俺達は目を見開く。
澤「けど、A、足は...」
あ「最終セットだけでもいいんです。
1セットだけなら大丈夫ですから！」
俺達が何を言っても譲らないA。
あ「お願いします。
ケジメ、着けたいんです」
そう言って笑ったAの笑顔は儚くて。
一瞬、消えてしまうんじゃないかと思った。
あ「僕、中学の終わり頃には男子のコートに立つ許可、貰ってるんです。
...ダメですか？」
Aがここまで自分の意見を譲らないなんて初めての事だったから、大地は烏養コーチと話してからと言った。
この時、どうしてAの「大丈夫」を信じてしまったのか。
後で俺達は、酷く後悔する事になる。
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ラミ - かっっっっこいいいいいいいいいいいい (2016年12月14日 19時) (
レス) id: d350a20101 (このIDを非表示/違反報告)
*雛菊*(プロフ) - 白猫凛檎さん» お気遣い、ありがとうございます！コメント、とても嬉しかったです！これからも宜しくお願いします(*´∀｀) (2015年8月21日 16時) (レス) id: 986e610f5f (このIDを非表示/違反報告)
*雛菊*(プロフ) - 白猫姫@超無気力さん» ありがとうございます！白猫姫さんのコメントには、いつも助けられてます！本当に嬉しいです(*´∀｀)宜しくお願いします！ (2015年8月21日 16時) (レス) id: 986e610f5f (このIDを非表示/違反報告)
白猫姫@超無気力(プロフ) - おかえりなさいっ！待ってました！更新するのは嬉しいですが、無理はしないでくださいね！これからも応援してます！！( * ´ ^ `)♪ (2015年8月21日 16時) (レス) id: c47bd64bfd (このIDを非表示/違反報告)
白猫凛檎 - お手の方は大丈夫ですか？いくら更新を楽しみにしていてもこれ以上無理したら、悪化してしまうので、以後お大事にしてください。腱鞘炎、治るといいですね！あと私も国見英くん、大好きですｯ!!!!!!!!!!((o(*>ω<*)o)) (2015年8月13日 21時) (レス) id: e3b05f9a06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*雛菊* | 作成日時：2015年2月3日 18時
