第16話 * 岩泉side ページ18
二日前___
及「おはよう岩ちゃん、ねぇ聞いて!」
岩「朝からうるせぇ!!!」
部活へ行こうと家を出ると、俺の家の前には及川が居た。
いつもの事ながら煩い。
朝からこのテンション何なんだ。
こういうテンションの時は間違いなく話が長い。
予想通り、話の前置きだけで学校に着いた。
部室に入っても話は続く。
及「それで気付いたら女の子達に囲まれてて…困ってたら、ある男子が助けてくれて!!!」
岩「ほぉー」
コイツはどうでもいい話しかできねぇのか?
及「その子がね!!後ろから俺の腕を引っ張って女の子達に向かって「今からは俺の時間だから邪魔しないでね?」って言ったの!!」
その時の微笑みの破壊力がどうたらこうたら。
だから何だってんだ。
岩花松「「「お前キモいわ」」」
いつからか話を聞いていた花巻と松川も俺と同意見らしい。
花「及川がやけにイキイキ話してるから、ようやくお前にも春が来たのかと思えば……」
松「まさか想い人は男でしかも年下だったとは」
及「凄い勘違いしてるよね!!?確かにカッコ良いとは言ったけど、そういう意味じゃないよ!!?」
岩「…で、結局何が言いてぇんだ?」
どうでもいい事だったらブッ飛ばす。
及「あ、実はね?その子中学はバレーしてて、今は烏野らしいんだよね」
岩「あ"?だから何だよ」
烏野なら火曜に練習試合するじゃねぇか。
及「それが、その子バレー部じゃないんだって。俺が目標って言ってたからどんなプレーか気になって色々調べたんだけど…」
岩花松「「「(ストーカーみてぇ)」」」
及「実際に見たくなったから、練習試合の条件にその子を出すって追加しちゃった☆」
...は?
岩「おいクソ川、テメェ勝手に何してやがる」
及「ちょ、岩ちゃん顔!顔怖いよ!!!でも絶対面白いの見れるから!!ホントに!!!」
.
そして現在___
あ「青城の皆さん、どうですか?俺のサーブ」
そう言って笑う九条。
及川とほぼ同じサーブだった。
コントロールは及川の方が上。
けど、威力は及川以上かもしれない。
確かにこれは面白くなりそうだな。
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おれんじ(プロフ) - 完結おめでとうございます!とても面白かったです! (2016年7月23日 20時) (レス) id: 249793c7a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおきゃらめーるん - この小説凄くいいです!あ…あと、すみません…イメ画が見れないデス…すみません…あ、更新頑張ってください…! (2015年11月6日 0時) (レス) id: 05c8f163db (このIDを非表示/違反報告)
minori♪(プロフ) - この小説最高です(*´∀`*)ツッキーカッコイイ!これからも頑張って下さい♪楽しみにしています (2015年9月16日 19時) (レス) id: fc9269d5d6 (このIDを非表示/違反報告)
月葉(プロフ) - やばい感動!!そして安定のツッキーイケメン!!!最高です!頑張ってください!! (2015年8月17日 20時) (レス) id: 1e1c7e4592 (このIDを非表示/違反報告)
るる丸。 - いいですね、更新頑張ってくださいね! (2015年7月19日 4時) (レス) id: 623f1b6ad6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*雛菊* | 作成日時:2014年12月22日 0時