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〜白く輝く白い竜〜 ページ2

『んー』

まだ空が薄暗い時、私は目を覚ました。

湯屋のみんなはまだ寝ているだろう。


別にそんなに早く起きることもないのだが。


私にはすることもない。


ただ、朝日の昇る空を見て、みんなが起きるのを待つだけ。

それが何気に楽しい時間。

だけど最近は違う。

まだ、朝日の昇りきってない空を真っ白な竜が上っていく。


どこに行っているのかはわからない。


だけど不思議だ。


どこかで見たことがあるような気がする。


白く輝く




白い竜を


知っている気がする

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作者名：ハク | 作成日時：2015年11月10日 19時

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