破天荒コンビ ページ30
「わー元気なお返事〜……ってマジすか！？」
ラギー先輩が素っ頓狂な声を上げる
残念ながらマジです
「弟だったらお兄ちゃんって呼ばれるんでしょうけどお生憎叔父なもので……レクサスはうちの調達屋の分家として夕焼けの草原に支店をおいてるんです。うちで調達した物を夕焼けの草原に送り、それを販売するって約目です。レクサスはそこの長男でかつチェカ王子と同じキンダーガーデンに通ってます。」
「僕達すっごく仲良しなんだよねー！」
「うんうん！いっつもおじたん語りしてるんだよねー。」
「「ねー！」」
二人はのんきに顔を見合わせて笑っていた
「あー……って事は王宮に度々こいつ連れて顔出してたべっぴんさんがお前の姉か……」
「あげませんよ！既婚者なんですから！」
「誰が妾にするっつったよ！」
「ハレムがあるんですからやりかねないでしょ！」
全くヒヤヒヤさせてくる……
今度母さん経由で忠告しとこ、僕とは時間が合わないだろうし
「まぁ仲のいい事！ププー！ほらほらおじたん達〜そんな仏頂面してないでスマイルスマイル〜！」
「この野郎……」
「エース、次に舐めた口聞いたらリドル寮長にこの前のテストの点数バラすからね。」
「ラドルから信じられない位ドスの効いた声が！」
ビビるエースを他所に僕はため息をついた
あークソこんな所で露見するなんて……
「そうだ！僕スマホ買って貰ったんだよ！四人でお写真撮ろー！」
「あ、さんせー！おじたんおじたん！ほら笑って！ラドルおじさんも！」
「は！？ちょ、ま……」
「ひ、引っ張んないでうわぁ！？」
「はいチーズ！」
僕はチェカ王子に引っ張られ見事にずっこけた状態で写真を撮られた
「見て！とっても綺麗に撮れたよ！」
「ヒュォッ……」
写真を見て僕は全身の熱が消えた
なんたってレオナ寮長とほっぺをぴったりくっつけた姿がそこには写っていたのだから
「僕皆におじたんとのお写真見せてくるー！」
「あ、チェカ君待ってよー！僕も行くー！」
「バッ！おい待て！」
「レクサスやめて！レクサス？レクサース！」
呼び止めるも既に遅し
ぴょんぴょこ元気なお子様達は保健室を出ていってしまった
「あいつ……！はぁ……最悪だ……」
「もう……！っでで……動いて傷が……」
「大丈夫か？動けそうならもう帰ったほうがいい。明日は休みだしずっとここにいてもあれだろ？」
「ありがとうジャック……ついでに悪いんだけど付き添って貰える？一人で戻れるか少し不安……」
「！わかった！しっかり捕まれよ！」
そう言うとジャックは僕をおぶってくれた
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あんかけうどん(プロフ) - おぞうにさんさん» ありがとうございます！そのお言葉だけで報われます！これからもがんばります (2022年2月8日 0時) (
レス) id: c40c888944 (このIDを非表示/違反報告)
おぞうにさん(プロフ) - はじめまして、！！とっても面白くて、時間も忘れて一気に読んでしまいました、、！！これからも更新頑張ってください！！ (2022年2月8日 0時) (レス) @page49 id: 7bfb9453e4 (このIDを非表示/違反報告)
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