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ミドルスクールの衝撃 ページ7

まぁそれがあったからか友達は出来なかったがいじめられる事もなく過ごせた
ジャックとの仲も良好でつい最近、「これって友達っぽいよね。」っていったら

「……お前俺の事友達だと思ってなかったのか。」

と滅茶苦茶ショックという顔をされたので全力で弁解した
ぶん殴られたけど許しは貰えたよかった
高学年に上がった頃、ヴィルさんが進学と共に他所へ引っ越す事になってしまった

「輝石の国の中だけれど、しばらくこの辺りには来れないわね。」

「ヴィルさん……」

「さ、寂しいです。」

「こら、メソメソしない!こっちだって仕事だからと割りきってはいるけどそんな顔されたら揺れるじゃない……あ、そうそう。ラドル、美しさを保つ事を忘れない事よ。いつでも私に見られていると思いなさい。」

「ひぇ。わ、わかりました。」

「よろしい。数年後、また会えるのを楽しみにしてるわ。」

そういってヴィルさんは引っ越していった
ジャックが目頭抑えてたけど見ないふりをした
かくいう僕もヴィルさんのお陰でここまで素敵な学校生活がおくれたような物だ
今ではちゃんと背筋を伸ばして顔の強み?とやらを生かせている
教えてもらったメイクもうまくなった
まぁ子供のメイクだから軽い物だけど大人になるにつれてのメイクの仕方はヴィルさんが参考書とメイク道具をくれたからこれを使えという事だろう
まぁ話はとんとん拍子に進むけど、そのまま僕はエレメンタリースクールを卒業した
成績は上から数えた方が早かった
まぁ前世で計算とかの知識はあるし、何より魔法が奥深くて図書館にこもって勉強していたからだろう
が、僕は知っている
中学が一番メンタルがやられる時期だという事を!
まず一番の衝撃は……

「あ、ラドル。俺ら別のクラスみたいだぞ。」

「嘘でしょ!?」

ジャックと別クラスになってしまった
嘘だろエレメンタリースクールの時は六年連続一緒だったのに!

「そんな顔すんなってお前……干からびた洋梨みたいな顔しやがって……」

「だ、だって……」

「背筋。」

「はい!」

「ほら、ヴィルさんの教えも体に刻まれてんだから自信もて。どうせ隣のクラスだぞ。休み時間とかは廊下で話そうぜ。」

「ありがとうジャック……本当に君は優しいよ。」

「優しい言うな。ダチなら当たり前だ。」

「ジャック〜!」

「だー!泣くな!涙が制服に付くだろ!」

まぁそんなこんなで今後もジャックとは仲良くできそうなのはとても嬉しい
だが!
二番目の衝撃
それが……

「よぉ?ラドル。元気してたか?」

あの時の悪ガキがここに進学してて未だに僕を妬んでいた事だ

軽く一蹴→←ヴィルさんのトレーニング



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あんかけうどん(プロフ) - あんぱんさん» ありがとうございます! (9月14日 22時) (レス) id: 8768b9e08b (このIDを非表示/違反報告)
あんぱん - ランドール好きなのでうれしいです! 面白かったです! (9月14日 22時) (レス) @page28 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
あんかけうどん(プロフ) - 竜の騎士さん» ありがとうございます!嬉しいです! (2021年12月10日 17時) (レス) id: 91a4551153 (このIDを非表示/違反報告)
竜の騎士 - はじめまして。最初から読んでみましたが、とても面白くてすぐにハマりました!更新楽しみにしています! (2021年12月10日 13時) (レス) id: 796a1a3707 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんかけうどん | 作成日時:2021年11月25日 4時

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