なんで俺の名前.....あっ!お前!! ページ45
その後も大男は攻撃の手を緩めず、Aは何度も避け続ける。
?) おいおい、てめぇ、なんで攻撃してこねーんだ?!俺を殺りに来たんだろーが、よ!!
ドゴン
A) っ、((パラパラ
…確かに、そのつもりで来たが、気が変わったんだ。
俺は今、お前と争う気はない!!
Aは砂埃が舞う中、大男の目を真っ直ぐみてそう答える。
?) あん? 何でだよ。
A) だって、お前の仲間に乱入されたら俺の勝率が薄くなるだろーが!
タイマンならいいぞ!!
大男はピクッと反応する。
その後、大きく口を開けて笑い始めた。
?) ワハハハ!! 良いじゃねーか!
タイマンなら俺に勝てるとでも言いてぇんだろ?
あいつらには手出すなって言ってある。
…派手に殺りあおーぜ!!
Aは躊躇した。
普通に考えて敵の言葉を鵜呑みにしてここで戦うのは得策では無いことも知っていた。
しかし、Aの体は既に獣のごとく疼いていた。
A) (こいつの言葉を保証できるものなんて何も無い。…でも、この男と戦ってみたい!!)ゾクゾク
…フッ 良いぜ!!その喧嘩、買ってやるよ!!
Aは絶をやめ、オーラを解放する。
強制的に止められていたオーラが一気に放出され、Aの周りの空気が変わる。
?) ほぉ、俺とタイマン張るだけはありそうだなぁ!
2人は一斉に相手に飛びかかった。
Aが男の顔に回し蹴りを仕掛けると、男はそれを受け止め、足を持って放り投げる。
Aは空中で体勢を整え、男の攻撃を両手でガードする。
A) ゴッ っ、うおっ!
Aは衝撃で勢いよく、後ろに吹き飛ばされる。
A) いっ、つー。。(…オーラを腕に集中させたのに手が痺れるって。。興味本位で受けるもんじゃないな。)
Aは腕を振りながら、男を見る。
?) 俺の一撃を食らって骨が折れてねぇとは、大したもんじゃねぇか!!
A) ハッ あんなんで骨が折れてたらこの先生きていけねーぜ!!(相手が素手だから、俺もそうしようと思ったけど…)
…なぁ!1ついいか!!
見たところ、お前、強化系だろ!
だから、純粋な力じゃまだ勝てそうにねーんだわ!!
だから、俺、武器使ってもいい?!
Aが大真面目な顔でそう問掛ける。
大男は、呆気に取られていた。
と、男の仲間の方から笑い声が聞こえる。
?) プッ ハハハハ!!
ほんと、Aは面白いね!!
A) ? なんで俺の名前……あっ!!お前!!
Aはまたも見知った顔を見つけ、声を上げる。
そん時は俺も問答無用で初めから武器使うけど!→←(それに、その図体のデカさでなんつー速さだよ!)
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作者名:シロ | 作成日時:2020年1月16日 11時