いや、キルアは良い奴だなと思ってな！ ページ42
キル) うん。俺達もそゆとこ無いわけじゃないし。
ま、でもさ、オレなら時と場合と相手を選ぶよ。
A) 俺もゴンとは違って勝てない戦いはしない主義だな！どうにかして勝ちに行きたい！！
キル) わかるわかる。けどさ、あいつは夢中になったら見境なさそうじゃん。
A) そこがあいつの面白いとこなんだけどな！！
キルアとAが楽しそうに話すのをウイングは少し不安そうに見つめる。
ウイ) (この子達は…)
キルアがずっと黙ったままのウイングに気づいて、話しかける。
キル) あ、でも、ゴンは同じ約束を2度破るようなやつじゃないから大丈夫！
A) そうだな！！あいつは信用出来る男だ！
それでもウイングは浮かない顔をしている。
A) …大丈夫か？
キル) …もう、遅いよ。もう、知っちゃったんだから、オレもゴンも、Aもさ。
Aがウイングを心配するなか、キルアはウイングの言いたいことを察したようにそう告げ、立ち上がった。
キル) オレとゴンに教えたこと後悔してやめるんなら、他の誰かに教わるか自分で覚えるかするだけ。
責任感じることないよ。
オレの兄貴もヒソカも念の使い手だったんだから、遅かれ早かれオレ達も念にたどり着くことになってた。
A) …なんだ、ウイング、怖いのか。
キルアの話を聞いて、Aがウイングの顔を見てそう問掛ける。
ウイ) …分かりました。途中で降りる気はありませんよ。むしろ、伝えたいことが山ほどあります。
ズシが宿で待ってます。
キルア君、君も一緒に修行するといいでしょう。
A君ももし良ければ。
A) いや、俺、今他のやつに教わってんだ。どうせなら最初から最後までそいつから教わることにする！
ウイ) そうですか。では、キルア君。
キル) …んー、オレも今はいいや。
キルアは少し考えたあと、ウイングの誘いを断った。
ウイ) え？
キル) 抜け駆けみたいでやだからさ。ゴンが約束守れたら一緒に始めるよ。
キルアのその言葉にAとウイングは笑顔になる。
そして、歩き始めたキルアをAが追いかけた。
ウイングはキルアに声をかける。
ウイ) キルア君、ゴン君に燃える方の"燃"の修行なら認めると言ってください！
"点"を毎日行うように！と。
キルアは片手を上げてウイングに返事をした。
ウイングは歩いていく2人の背中を見送った。
_
キル) おい、何だよさっきからニヤニヤしやがって！
A) いや、キルアは良い奴だなと思ってな！
キル) はぁ？！///
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あくあ(プロフ) - 楽しかったです！更新待ってます。 (2020年1月7日 16時) (
レス) id: dc9ee0df32 (このIDを非表示/違反報告)
あくあ(プロフ) - カ、カッケエ．．．．．！ 更新頑張ってクレメンス。 (2020年1月6日 18時) (レス) id: dc9ee0df32 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - あくあさん» あくあさん、4章に続いてコメントありがとうございます！！できる限り頑張ります！ (2020年1月4日 13時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
あくあ(プロフ) - シロさん！更新頑張ってください！ (2020年1月4日 12時) (レス) id: dc9ee0df32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロ | 作成日時：2019年12月31日 12時
