お前が居なけりゃな！！ ページ43
ウイングは3人の顔を思い浮かべながら考え込んでいた。
ウイ) (…キルア君とゴン君の才能は紛れもない逸材。では、彼は？…A君は既に無意識で纏を続けることが出来ていた。一体何時間？いや、と言うよりどんな教え方をしたらこの短期間で…A君の資質自体が凄まじいのか、あるいは彼の師の腕前か。…指導者として1度、お会いしてみたいものだ。)
_１ヶ月後
A) なぁヒソカー。もういいか？
これ、もう飽きたぞ！！
Aは例のごとくヒソカの部屋で修行という名の拷問を強いられていた。
ヒソ) 全く、Aは飽き性だね♣
A) お前に言われたくはないけどな！！
ヒソカはｸｽｸｽ笑いながらAの様子を見に来る。
A) どうだ？凄いだろ！！
Aの目の前には身長と同じくらいのトランプタワーが立っていた。もちろん、念を使って強化しているトランプだ。
ヒソ) うん❤上手だね♦集中力もやっとついてきたみたいで良かったよ♪
A) ﾌﾝ! まぁ、俺にやらせればこれくらい朝飯前だな！！
Aがドヤ顔で自分の積み上げたトランプタワーを見上げる。
ヒソカもそれを見て薄く笑う。
ヒソ) こんなに積み上げると、壊すのが勿体なくなっちゃうね♠
そう言いながら、ヒソカはAの腕を引いて体を引き寄せる。
困惑するAを他所に、ヒソカは背後からそっと囁いた。
ヒソ) さぁ、壊してごらん❤(ﾎﾞｿｯ)
A) っ、せっかくこんな綺麗にできたのに？
ヒソ) そう♡美しく高く積み上がった方が、倒した時、喪失感とともに大きな快感が訪れるよ♦
ボクの好きな感覚を君にも味わって欲しいから♣
…出来るだろ？A❤
ヒソカが最後にAの耳に息を吹きかける。
それに驚いたAは声にならない叫び声をあげて、体を飛びあがらせた。
と、同時にトランプタワーに触れてしまいあっけなくタワーが崩れ落ちる。
A) っ！！？ あ、あぁぁぁ！！！
Aはトランプタワーが崩れたことに落胆して、崩れ落ちた。
A) 俺の、タワーが…
ヒソカがそっとAの傍にしゃがみ声をかける。
ヒソ) ね？最高だろ？
A) 最悪の間違いだ！！お前は悪趣味すぎるぞ！！
ヒソカはｸｽｸｽと笑いながらAの頭を撫でる。
ヒソ) (いつか、君にも分かるよ♠ボクと君は似ているからね♡)
A) あー、もう二度とタワーなんて立てない！！
ヒソ) それは残念♣ それより、A、今日暇かい？
A) お前が居なけりゃな！！
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あくあ(プロフ) - 楽しかったです！更新待ってます。 (2020年1月7日 16時) (
レス) id: dc9ee0df32 (このIDを非表示/違反報告)
あくあ(プロフ) - カ、カッケエ．．．．．！ 更新頑張ってクレメンス。 (2020年1月6日 18時) (レス) id: dc9ee0df32 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - あくあさん» あくあさん、4章に続いてコメントありがとうございます！！できる限り頑張ります！ (2020年1月4日 13時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
あくあ(プロフ) - シロさん！更新頑張ってください！ (2020年1月4日 12時) (レス) id: dc9ee0df32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロ | 作成日時：2019年12月31日 12時
