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瑞希「あっ、まふゆー!」

舞台の中から出ると、瑞希が声をかけてきた。

瑞希「ほんと、いきなりいなくなって慌てたんだからー。ほら、奏がすごい心配してたよ?」
絵名「席立つときぐらい言いなさいよ……。ちょっとはその、心配したんだから……」


そう2人がまふゆの周りを取り囲む。


まふゆ「あ……。心配かけてごめんね」


奏「大丈夫、だよ。それよりまふゆはどこ行ってたの?」

奏が不思議そうにまふゆをみやる。


まふゆ「ちょっと……トイレに」

不器用にまふゆは笑った。

 その答えを聞いて、なんだーやっぱりボクの言う通りじゃん、という瑞希と、ほんと、心配かけさせやがって……トイレ位言ってくれればよかったのに……と毒づく絵名にどつかれたのはいうまでもない。


奏「本当なの?」

帰り道、もう夕暮れ期になり町が赤く染まっていた。


まふゆ「……うん」

奏にさえ本当の事を伝え無かったのは奏を思いやってのことか、はたまた──

 


 




 司が書いたショウを見て、まふゆが何と言ったのか、其れに対して司はどう反応したのかは、また別の機会にお話しする事にしよう。

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空白時(プロフ) - 瑠宇@鈴蘭さん» ☺️❤️ (7月31日 11時) (レス) id: be7e64ff39 (このIDを非表示/違反報告)
瑠宇@鈴蘭 - あ、天才。 (7月26日 15時) (レス) id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
離羅(プロフ) - 空白時さん» れ、レレレレレス?!?! (7月26日 15時) (レス) id: 8df0c1e51a (このIDを非表示/違反報告)
空白時(プロフ) - 離羅さん» ありがとうございます〜!! (7月25日 18時) (レス) id: f453ccfd84 (このIDを非表示/違反報告)
離羅(プロフ) - 天才ですか、、、、、? (7月24日 15時) (レス) @page12 id: 8df0c1e51a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空白時 | 作成日時:2022年8月12日 15時

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