【Underfell】You can't ran away from me…

始まり ページ1

おかしい。





おかしい。





なぜ、こうなった？





私はイビト山に開いていた穴に落ちてしまっただけなのに



「A、Aっ！死なないで！」

「あ、がぁ…ぎぃ……」




「おいおい、ちょっと小突いただけでくたばるのか？に・ん・げ・んッ！」

「う、ぐっ！？」



ゲシッと頭を踏みつけられる。
地面に打ち付けられた衝撃で視界がゆがむ。



心配したフラウィが私の肩を必死に揺さぶるがそれは無意味のようで




赤く光る瞳を私の方に向けながら、私を傷付けた張本人(いや、骨？)は左手を天にかざし、骨を召喚したかと思えば



「あ゛ぁぁぁーーーッ！！！」



宙に浮かぶ鋭く先端が尖っている白い骨達を私の体目掛けてぶっ刺してきた。



「もうやめてよ！Aが死んじゃうよ！」

「うるせぇよ、クソ花！」

「ギャッ！」



「フ、ラ……ウィ」



激痛のあまり薄れていく意識の中、ボロボロになりながらでも必死に私を守ろうとするフラウィと骨のあいつを目の前に





私は気を失った。

１話「なんとか」→

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