ハコヅメ！4

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川「おはようございます…、源さん、おはようございます。」

源「…あぁ、おはよ。」

川「またですか？」

源「…また？」

川「また合コンで振られたんですね。」

源「…っふ、それならまだマシだよ。
今から桜がね、退官願出しに来るんだって。」

川「えっ、桜さん辞めちゃうんですか？」

源「聖子ちゃんやAちゃんから聞いてないの？」

川「はい、えっ止めなくていいんですか？」

源「うん…まぁいくら仲間でもさ病気や怪我の辛さってのは
分け合えないもんなんだよ。」

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今日は平和だといいなぁなんて願いながら着替えるために

まずは町山署に向かっていると

途中で牧高さんと鈴木さん、山田さんと遭遇した。

鈴「なんか学生時代ぶりです、
こうやって集まって登校するの。」

『鈴木さん青春してた組ですね、男女交えて登校なんて。』

なんてくだらない話をしながら歩いていると

タクシーが一台、署の入り口に止まる。

降りてきたのは桜さんで、

あぁ、退官願を出しにきたんだと一瞬で悟った。

山「桜先輩…？」

その声に桜さんはゆっくり振り返り、

振り返った顔を見ると山田さんは嬉しそうに駆けて行った。

山「うぉ〜！やっぱ桜先輩だ！」

桜「山田くん。」

山「お久しぶりっす！大丈夫っすか？署に車椅子あるんで持って…」

桜「あああ、いい！大丈夫、歩ける歩ける！」

山「あ、牧高、鈴木初めてだよね。桜しおり先輩。」

山田さんは牧高さんと鈴木さんを手招きして呼んでいて

私も最後に桜さんの元へ寄った。

牧「捜査一係の牧高です。」

鈴「同じく捜一の鈴木です。」

桜「桜です。」

牧「お噂は聞いています、やっとお会いできて嬉しい。」

『桜さん、お久しぶりです。』

桜「Aちゃん…！」

私を見るとぱぁっと笑顔になる、この笑顔が懐かしい。

『この間は行けずにすいません。』

桜「いいよ、気にしないで。
色々ありがとうね、Aちゃん。」

『ふふ、桜さんのためなら当たり前です。』







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