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源「(高めの声)うちも将来、班長はんみたいな
鑑識マンになりとおす。」
藤「(低めの声)テメェじゃ100年はえーな。」
源「(高めの声)もう、班長はんのいけず！
でも、うち、頑張るし。」
そう言うと手袋をつけたまま頬を擦ったので
汚れが頬についてしまった。
伊「あら、舞子ちゃんドジっ子。かわいい。」
川「ハコ長こそ落ち着いてください。
あれ、汚い顔した源さんです。」
藤「(低めの声)おい！服が粉まみれじゃねぇか！
これ落とすの大変だぞ。」
源「(高めの声)うち、汚れもんは手洗いするし、
おしゃれ着洗う時はネット使うし。」
川「舞子ちゃん意識高っ。」
藤「(低めの声)お前が本当はちゃんとしてるの俺は知ってるよ。」
川「班長デレた〜。」
伊「我々、もう班長はんと舞子ちゃんに夢中だね。」
川「的確にうちらのツボ押さえてきますね。」
『2人とも落ち着いて。
目の前にいるのは汚い顔した源さんとドヤ顔の藤さんです。』
.
.
藤「よしっ、こんなもんかな。」
源「終わりどすな。」
伊「うん、舞子ちゃんもうそろそろいいかな、
幕を閉じようか。で、出た？」
源「手袋の跡ばっかでしたけど3箇所ほど
僅かに指紋が残ってました。」
伊「さすが上級者ご苦労様でした。
川合くん、勉強になったかな？」
川「いえ、お2人の掛け合いに夢中で全く。」
伊「だろうな。…うぉっ、副署長から電話だ…。」
『藤さん、現場の写真は一通り済ませました。』
藤「オッケー、ありがとう。」
伊「……はい、わかりました。すぐ向かいます。」
川「どうしたんですか？」
伊「呼び出しだ。藤くんあと頼むね。」
藤「はい。」
川「なんでしょう…。」
藤「う〜ん…。」
『いや、ていうか源さん服きったな！』
源「え、そう？」
『誰よりも今汚いですよ上半身から頭の先まで。』
源「そこまで言わなくて良くない？！」
.
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なこ(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます！山田さんとのやりとりの続き楽しみにしてたので、読めて嬉しかったです！引き続き応援してます！！ (2022年10月5日 16時) (
レス) @page33 id: 247691cc0f (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - お話とっても素敵で、一気読みしてしまいました…！次の更新も楽しみにしています！ (2022年10月1日 11時) (レス) @page32 id: 354ae59861 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 続き待ってます！ (2022年9月16日 19時) (レス) @page32 id: b69c396b13 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - 更新楽しみにしてます！ (2022年9月5日 17時) (レス) @page32 id: f05da85961 (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - この絶妙な更新間隔といい、次が気になる終わりといい見事に感情が振り回されてます。2人の関係がどうなるか楽しみです。 (2022年7月24日 1時) (レス) @page31 id: 6b4a195c64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みい | 作成日時：2022年6月8日 0時
