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第65話 ページ17

帰宅した二人は、いつも通りベッドで口争いをしていた。

口争いと言っても、口論の方ではなく…






A「キスばかりするな…」


征「すまない。この感触が…たまらなく…てね…」


A「変態」


征「分かった分かった。」



どうしてもキスを止められない征十郎は、どさくさに紛れてお尻を触りだした。



A「ひゃぁ//」



征「とてもバスケをしている人のお尻だとは思えないな…。綿飴か。」


まじウケるんですケド 的な顔をして馬鹿にする征十郎。


A「ふざけるな//触られた時点で殴りたいというのに、感想まで言うな。」


征「綿飴…」


A「くたばれ。触るな。死んでこい。」


征「死んで良いのか?」


A「………一度死んですぐに戻ってこい。」


結局口論になってしまったが、
キスは続ける征十郎。



A「んっ……だぁから…やめ……」



霊が怖いため離れることができないAは、取り敢えず征十郎に背を向ける。



征「……………唇だけ貸すことは不可能か。」


A「不可能だ…!ふざけるな。……先ず、口だけ好きってなんだ…。」


征「……………他にもあるよ。」


唇以外にも好きな所があると言う征十郎の発言に、彼女の心臓はトクッと弾んだ。


A「……………ど…こ…?」



征「お尻も割りと好きかな。」


ブレねぇなこの男。

ツッコミを入れるのも忘れてそれだけ思うA。


不満そうな顔をする彼女に、胸も好きだよ と止めを刺す征十郎。



A「…………そんなに好ましい所が少ないか。そうか。別に構わない。」


A「お前は私の3箇所に惚れている。私はお前にひとつも惚れていない。」


やけになるAは、口を尖らせ、背後にいる征十郎の鳩尾に肘を入れた。



征「おぇっ……お前…今のは……ぉぉ…」



お腹を押さえて苦しむ姿を、勝ち誇った笑顔で眺めるA。



A「罰だ。」


征「……………」



復讐がてらコチョコチョ攻撃を始める征十郎。



A「いゃっ…やめ…やめやめやめ…ひひひひひ」


征「謝れ。」



A「すまないすまない。すまなかったひひひひひひひひ」


征「よし。」




彼の手が止まった時、何か違和感を感じたA。


A「ん…?なんだコレは…?」

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シア - はきらさん、貴方はどうやったらそんな面白い文章が書けるんですか? (2015年8月27日 23時) (レス) id: 7562b21910 (このIDを非表示/違反報告)
琉執@苺〆(プロフ) - はきらさん» こちらこそお返事ありがとうございます!!それに遅くなってしまってすいません!! (2015年4月2日 19時) (レス) id: dff395969f (このIDを非表示/違反報告)
はきら(プロフ) - 琉執@苺〆さん» ありがとうございます(泣)嬉しいですm(__)m (2015年4月2日 12時) (レス) id: d8c38e0ae0 (このIDを非表示/違反報告)
琉執@苺〆(プロフ) - もう1から見たんですけど征君と夢主様のコンビが面白くて爆笑しすぎて寝れません(大笑)このような面白い小説を作っていただきありがとうございます!! (2015年4月2日 8時) (レス) id: dff395969f (このIDを非表示/違反報告)
はきら(プロフ) - にゃんころさん» ありがとうございます!!m(__)m (2015年3月20日 21時) (レス) id: d8c38e0ae0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はきら | 作成日時:2015年2月15日 21時

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