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第61話 ページ13

土曜日、

朝から部活動に励む征十郎。




征「休憩にしようか。」



「オース!」



お昼の1時を回り、休憩に入る部員。

そんな彼らの元に、
恐怖の手作り弁当を手に抱えてやって来るA。



A「征ちゃん?休憩入った?」


征「あぁ。今丁度入ったよ。」


A「お弁当作ってきたからね♪」


征「あ……りがとう。」



吐き気に襲われている征十郎に、恐る恐る話しかける実渕。



実渕「征ちゃん……前から言おうと思ってたんだけど…」


実渕「練習着の…ズボン…それからユニホームのズボンも……」





実渕「短くない…かしら?」


申し訳なさそうにズボンの丈を見つめる部員。



葉山「背ぇ伸びたもんな赤司」


征「短い…、……そうか?」



丈を確認する征十郎の後ろに、
お腹を抱えて爆笑する女がひとり。



A「ぶふっw…短パンみたいだw…そのうちブルマのようになるんじゃww」

A「…………あ。」



裏の声が出てしまった挙げ句、「あ」までしっかり言い切るA。



A「…も、もうっ征ちゃんか〜わ〜い〜いぃ♪チューしちゃうよ〜?」


と言っておきながらしないAと、
腰の方までズボンを下げる征十郎。


征「確かに少し短いかもしれないね。Aと違って 背が伸びたから。」


A「イラッ………そうだね。別に、この身長で困ることないけどね♪」



苛つきレベルMaxの状態で弁当の蓋を開けるA。


葉山「この前もダンク決めてたしなー」


実渕「え!?本当に…?」


A「いえ、バレーボールなら入れれるという話で…」


葉山「や、それでも人間じゃねぇ」


Aの肩に手を置いて尊敬の眼差しを送る葉山。


A「人間です。……はーい征ちゃんあ〜〜〜ん♪」


葉山「弁当に寿司持ってくんなw」



エビの下から明らかにはみ出しているワサビ。



征「……………」



A「食べないの?あ、サラダもあるよ?」


征「……………」



はしゃいでご飯を食べる部員の声に紛れて、素で話し出すA。



A「早く食え。鼻の穴にブロッコリー詰めるぞ。フブロッコにするぞ。」

征「フルボッコの間違いだろ。」


ブロッコリーにつられてブロッコリー化するフルボッコ。


A「そう言ったはずだ。……何でも良いから早く食べろ。本当に詰めるぞ。」


征「……分かった。」



A「………それはどちらの了承だ?」


征「早く食べろ の方だ。詰められる方な訳があるか。」

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シア - はきらさん、貴方はどうやったらそんな面白い文章が書けるんですか? (2015年8月27日 23時) (レス) id: 7562b21910 (このIDを非表示/違反報告)
琉執@苺〆(プロフ) - はきらさん» こちらこそお返事ありがとうございます!!それに遅くなってしまってすいません!! (2015年4月2日 19時) (レス) id: dff395969f (このIDを非表示/違反報告)
はきら(プロフ) - 琉執@苺〆さん» ありがとうございます(泣)嬉しいですm(__)m (2015年4月2日 12時) (レス) id: d8c38e0ae0 (このIDを非表示/違反報告)
琉執@苺〆(プロフ) - もう1から見たんですけど征君と夢主様のコンビが面白くて爆笑しすぎて寝れません(大笑)このような面白い小説を作っていただきありがとうございます!! (2015年4月2日 8時) (レス) id: dff395969f (このIDを非表示/違反報告)
はきら(プロフ) - にゃんころさん» ありがとうございます!!m(__)m (2015年3月20日 21時) (レス) id: d8c38e0ae0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はきら | 作成日時:2015年2月15日 21時

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