バカになれ ページ6
大野「何それ…言ってる意味わかんねぇよ…」
私に置いた手をそっと離して、そう呟いた
大野「じゃあ…誰だったらいいっていうの？2人はAちゃんが好きなのに…なんでそうなる訳？好きなんじゃねぇの？」
A「…好き…ですよ…でも…隣りにいるのが私だったら笑われちゃうじゃないですか…きっと恥ずかしい思いさせちゃうんです」
大野「なんで？…誰かになんか言われた訳？」
黙ったまま俯いている私に、ため息をついた
大野「恥ずかしいなんてさ…あの2人が思う訳ねぇし…笑われて、そっからなんかある訳？」
A「私…本当に今まで駄目なやつで…2人の間をフラフラしてて…私…章ちゃんに気持ちが傾いていたのに…ヤス君に初めてをあげたんです…」
スカートをぎゅっと握りしめて、大野さんに話だした
大野さんは私の方を向き、目を思い切り見開いて私をみつめた
A「すごくそこで幸せを感じて、嬉しくて…だから…帰って『派遣彼氏』で章ちゃんと会った時…嬉しかったケド…罪悪感でいっぱいで…」
章ちゃんが帰ってきて、私を抱きしめてくれた時の気持ちを思い出す
章ちゃんの首すじが赤くなっているのを見て…
悲しくなってる自分に腹立たしかった
彼女でもないし、自分だってヤス君に抱かれたのにって…
ミヤを抱いてきたのかもしれない章ちゃん
ヤス君に抱かれた私…色んな気持ちから章ちゃんにお風呂場で誘われた時は、そんな気分になれなかった
身も心もヤス君のモノに、あの時はなっていた
でも…章ちゃんが雨の中ズブ濡れになっているのがわかって部屋に連れ戻した時…
章ちゃんが愛しくて堪らなかった
一緒にいたかったし、いてほしかった
そんなずるい自分…
そんな汚らしい自分…
すべてにおいて、2人にはあってない…
ネガティブで、自分の考えに自信がない自分が隣りにいたら、悪影響をあたえる可能性もある
どちらかを選んで、どっちかを傷付けるなら…
A「私、バカだから選ぼうとしても結局駄目なんですよ…なら、あの2人を選ばずに『あいつ酷い女やったな』ってそう思われて、私を忘れてくれればいいなって…」
大野「それでいいの？」
A「いいんです…決めたコトなんで…すぐに2人には、いい人が現れるだろうし…」
大野「じゃあ、何で泣いてんの？」
気付くと頬から涙が一筋流れおちていた
大野「本当はいいなんて思ってないんでしょ…もう…強がんなくていいよ…考えずにバカになんなよ」
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こじゅMAMA(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます。一気読みありがとうございます。満足していただけましたか？はい。おまけ更新なかなか出来ずすいません。コメ返し遅くなりごめんなさい！頑張りますね (2015年8月19日 10時) (
レス) id: b73d3e34d3 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 一気に読んじゃいました(＾ω＾)おまけの更新お待ちしてます☆ (2015年7月2日 9時) (レス) id: 5d2360f5c7 (このIDを非表示/違反報告)
こじゅMAMA(プロフ) - まぁ〜さん» まきちん名前かえたんだね( ´ ▽ ` )章ちゃん派になったのかな？やり取りよかった！？よかったです！！これからも宜しくお願いします( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年6月7日 22時) (レス) id: b73d3e34d3 (このIDを非表示/違反報告)
こじゅMAMA(プロフ) - ニコラさん» 久々のおまけ更新お待たせいたしました( ´ ▽ ` )ﾉ好きな作品になれてる事が嬉しいです！ドキドキデートできる様に努力しますね！コメありがとうございました！！ (2015年6月7日 22時) (レス) id: b73d3e34d3 (このIDを非表示/違反報告)
こじゅMAMA(プロフ) - ごまさん» 章ちゃんとともに素敵な夢を過ごして下さいな( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年6月7日 22時) (レス) id: b73d3e34d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こじゅMAMA
x他2人 | 作成日時：2014年8月15日 16時
