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自分に抱きついているこのポケモンはなんだ?とカオス…否、カオルは困惑した。
混沌の別称を口に出しながら突如現れた謎の巨体に、流石の博士も困惑していた。
「どうしたカオス。私を選べ」
何故か自分はカオスと呼ばれていて、とてつもない圧を掛けられたカオルは錯乱した
「え?カオス????俺はカオスじゃなくて究極にぷりち^〜なキュア☆かおるんだよぉ☆ポッチャマァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!」
「カオスゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!!!!!!どうした!?一体何が!?」
研究所は汚い発狂に包まれた。
ポケモン博士は鼓膜がだいばくはつしていた。
「ボクは確かにヒコザルを捕まえたつもりなんだ。なのに何で緑色なんで?もしかしてボールの中で腐ったのか?つまりアイツはゾンビ…いや、納豆???なるほどヒコザルは大豆だったのか」
そう、襲いかかる情報のポップスターにより脳内がロッシュ限界を超えて粉砕されたのだ。
「君たち、いい加減に旅立ってくれないかな…」
しかし、そんな状況下でも博士は冷静であった。
と言うか無であった。
なんの感情も感じない口調で、静かに二人を研究所から放り出した。
「カエリナサイ。」
後にこの博士がサイボーグになって全生命体を滅ぼそうとしてハルバードと共に沈んだのは良い思い出だった。
「俺のポッチャマ…」
「では私がポッチャマ…だ。」
燃え尽きた様子のカオルに対して、まだまだ元気なエフィリスはカオルにアンタレスを持たせ、無理矢理カオルの頭の上に乗った。アンタレスはけも○のやりじゃないぞ。
「なるほど、ポッチャマ…は妖怪だったのか」
なにを勘違いしたのかエフィリスは納得したように言った。
「俺はこいつと旅に出るのか…」
「ピッピカチュウ………ほれ、空気を呼んでやったぞ。早く元のカオスに戻れ」
「カオスゥ…?????」
こうして、一人の神によって人生を狂わされた二人の旅が始まった
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ポテトアイス(プロフ) - さにわちゃんさん» コメントありがとうございます!励みになります!!!!! (2022年8月16日 1時) (レス) id: f3d65a54da (このIDを非表示/違反報告)
さにわちゃん(プロフ) - 素敵な作品をこの世に生み出してくれてありがとうございます…!続きを楽しみに待っています! (2022年8月14日 17時) (レス) id: a7536cdb62 (このIDを非表示/違反報告)
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