第百八十三話 ページ45
『ま、ままま前田さん!とりあえずヤツから離れて、近づかないで!消されますよ!!』
「(物騒な話だ)」
《大袈裟ね…そんな変な子には見えないわよ?まあ有名人と仲良さそうにしてるけど》
『既に視界に入ってるとかやば…死ぬじゃん…有名人ってだれですかそれ…毛利さん…?』
《ううん違うあの誰だっけ、まって名前が思い出せないえっとあのうーんそのえーーーと肌が色黒のあーうんその彼の名は》
『服部平次』
《そうそれ〜!!西の高校生探偵!》
「(絶対コイツ色黒で思いついたな…)」
アイツかぁ〜〜!!!
平次だけならまだ大丈夫だけどね、コナンくんが来た時点でもう問答無用で事件だからな。江戸川、OUT〜(デデーン)
《で、あの眼鏡の子は一体何なの?不審者や警察とタムロして…どう見ても小学生がやっとじゃない!それよりこんな時間に起きてるなんて不健康よ布団に放り投げてやりたいわ!!私だって夜勤がなけりゃずっと寝たいのに!!》
『流石看護師さん健康的…あと若干私怨が混ざってます…』
そんなときにあれれぇ〜?と腹が立つくらい可愛こぶった男の子の声が聞こえた。
あらら、恨みが混ざっていくうちに声が大きくなっていたのね…睡眠は大事よ…肌荒れ予防…。
《おねーさん、それもしかしてボクのこと?誰に僕のこと話してるのか教えて欲しいなぁ〜!》
《えっ……いつの間に後ろに……こわ……最近の小学生怖……》
わたしは秀さんにちらりと視線を向けた。すぐ気づいた秀さんは軽く顎を使って合図してきた。「変わってもらえ」ということだろう。おけおけ〜したらばAちゃん頑張っちゃうよぉ〜(軽い)
『前田さん、彼にかわってもらえますか?ちょうど此方も彼と話をしたかったんです。あと席も外してください』
《……1分会話する事に500円》
『はぇ?』
《はいスタートっ!!》
受話器越しに「えっちょっ!」と声が聞こえ、走り去る音が聞こえた。どうやら彼に電話を放り投げていったらしい。
金の亡者め…!!500円がどれだけ私にとって大事なのかわかってやってんな!?500円はおろか10円だって惜しむ女だぞ!?ケチとか言うな!!
こうなったら1分以内に終わらせるしかない!
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さくら(プロフ) - 輝さん» うわあ!!!!!うれしい!!!すごい嬉しいです!!!!!!!!!!そうですねえ主人公の夢主が現代軸なのでウイスキートリオとかの過去軸かけたらたのしいですね!うわああ掛け持ちしたくなっちゃうぜウヘヘヘ (2018年5月18日 21時) (レス) id: f18f805e19 (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - さくらさん» 後藤の普段はアホっぽい(褒め言葉)のにたまにふと見せる闇的なの凄いツボです!今度、出来たら後藤を夢主にしたものとか見てみたいです切実に((キリッ (2018年5月18日 21時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - さくらさん» え、前にも言われた事あったんですね!(笑)はい、もちろん。私、前後ペア好きです!面白いし(笑) (2018年5月18日 21時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 輝さん» 前にも言われたことありますね。あっちの藤四郎兄弟も好きですがこっちの前後ペアもヨロシクです!!! (2018年5月18日 20時) (レス) id: f18f805e19 (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - 前田と後藤…やべぇ、刀剣乱舞しか思い出せないw (2018年5月18日 19時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくら | 作成日時:2017年3月26日 18時