第百六十二話 ページ24
バーボンside
ベルモットとの任務を命令された。路肩にとめた僕の車で合流し、淡々と作戦会議を進める。
今回の任務は相手が相手なので、万が一僕がミスをした場合、彼女が上手く処理出来るような算段にしておいた。
僕が座る運転席とベルモットが座る助手席の間に、彼女が持ち込んできた資料を広げ、向かい合っているので彼女の表情を良く見る事が出来る。
「……何か、元気がありませんね」
「あら意外だわ。貴方がそんな事言うなんて…やっぱり癒しが足りないせいかしら」
「そんなに癒されますかねぇ……?」
彼女が言う“癒し”と言うのが何なのかは聞かなくても分かる。最近のベルモットの話はソレばかりだ。
やれkittyの反応が可愛いらしいだの、あの服を買って着させるべきだっただの、それこそ耳にタコができる程の気に入りようだ。
「……ああ、駄目だわ。まさかとは思ったけど幻覚まで見えてくるなんて……」
「はぁ?何言ってるんですか。貴女らしくもない……」
フッと彼女が僕の真後ろにある窓を見上げたと思ったら、唐突に大真面目なトーンで額を抱えながらそう言う。
神の存在を否定する彼女がそんな非現実めいた事を言い出すなんて滅多にない。いや、むしろ初めて聞いたかもしれない。
はたして今夜の任務は無事成功するんだろうかと若干の不安を募らせつつ、無意識に首を回して彼女が見た窓に視線を走らせる……
―――ん!?
『……あ、やっと気づいた。どーもー♪』
「うっわ!!!((ガタッ」
「kitty……?」
振り返った途端、ガラス窓にギリギリ張り付きそうな程に顔面を近づけた例の少女、神崎Aが何とも言えないにこやかな笑顔でひらひらと手を振ってきた。
……もし彼女がスパイだったら、この上ない天職かもしれない。
(ほ、本気で驚いた……)
(やったぜ)
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さくら(プロフ) - 輝さん» うわあ!!!!!うれしい!!!すごい嬉しいです!!!!!!!!!!そうですねえ主人公の夢主が現代軸なのでウイスキートリオとかの過去軸かけたらたのしいですね!うわああ掛け持ちしたくなっちゃうぜウヘヘヘ (2018年5月18日 21時) (レス) id: f18f805e19 (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - さくらさん» 後藤の普段はアホっぽい(褒め言葉)のにたまにふと見せる闇的なの凄いツボです!今度、出来たら後藤を夢主にしたものとか見てみたいです切実に((キリッ (2018年5月18日 21時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - さくらさん» え、前にも言われた事あったんですね!(笑)はい、もちろん。私、前後ペア好きです!面白いし(笑) (2018年5月18日 21時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 輝さん» 前にも言われたことありますね。あっちの藤四郎兄弟も好きですがこっちの前後ペアもヨロシクです!!! (2018年5月18日 20時) (レス) id: f18f805e19 (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - 前田と後藤…やべぇ、刀剣乱舞しか思い出せないw (2018年5月18日 19時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくら | 作成日時:2017年3月26日 18時