【名探偵コナン】同居人が変装してたとか聞いてない【ギャグ/赤井秀一】

第百四十一話 ページ2

『え、じゃあ秀さんが言ってた私が助けたFBIのスパイってもしかしなくても貴方だっt((ﾑｸﾞｯ』

「わﾞ―――ｯｯ!!わﾞ―――ｯｯ!!」


おいコラ何故遮った!?普通なら叫びたくもなるでしょ!?ものっすごいビックリしたんだから!!
でも普通の人はこんなシチュエーション起こりっこないかアハハ(白目)


「そうだよ俺がその爽やかさんだよ多分!!分かったから“FBI”とか“スパイ”そんな大声で言うな!!どこで誰が聞いてんのかも分かんねーから!!あとシュウサンって誰!?」

『それは悪かったですどうもスイマセン!!秀さんなんて言ってません、口が滑っただけですｯ!!』


え、絶対言っただろって?
いやいやいや言ってませんからｧ!?口が滑っただけですから←

そんな口論(?)を繰り広げていると、通りかかった周りの人の注目を集めてしまったようで。なんだなんだ、といろんな人がチラチラこっちを見てくる。し、視線が刺さる…ｯｯﾀｽｹﾃ!!

このままだと通りすがりの親子が私達のこと見て、

「ママ、変な人がいるー」
「シッ、見ちゃいけません!」

みたいなお馴染みのやり取り繰り広げて挙句の果てに通報されて人生が(社会的に)THE END…そうなんだろ神様(泣)!!
そうは行くか…させてたまるか…!!


『…あの、ヨロシカッタラ場所変えませんか』

「うん、ソウダネ」


……という訳で。
私達は近くの公園のベンチに隣り合って腰掛けた。目の前には鳩ぽっぽが数匹いて、クルッポクルッポーと鳴きながら歩いている。…落ち着くなぁ(ほのぼの)

ってこんなことしてる場合じゃなかった


「いやぁ、まさかこんな所で運命の再会果たすなんてな!あの後大丈夫だったのか?」

『運命じゃない偶然ですしあの後目ェつけられて拉致られましたよ解放されたの昨日ですが文句ございますかオラ(早口)』

「や、山ほどアリマス」


私の勢いにたじろいだのか知らんが、若干カタコトになりつつ爽やかさんは質問を本当に山ほどしてきた。反応がいちいち面白い。

皆様はこの人からの質問にさほど興味がないと思うので省略します。
だってタダでさえ長いし。


『FBI…だったんですねぇ…』

「ああ。珍しいだろ?なんせフツー日本に駐在してんのはアメリカ大使館位だもんな」

『いや知り合いにいますよ?2､3人』

「は!?えっ誰!?」


秀さんは言っちゃマズイかなと思ったのでジョディさんとか、と答えたらシリアスな真顔で
「うわぁ」と言われた。なんでや!?


(だって学校の先生だったし…それに、今は休暇中なんでしょ?)
(あ、ウンまあそうなんだけど(組織にバレてねぇか?))

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