蝶の舞う呪い5【呪術廻戦】

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2018年 9月__？？日





夏油「さ、"A"。

初めましての挨拶は？」





『＿＿＿…』





本家から帰宅しようとした9月下旬午前8時


蝶狐Aは,攫われていた,







脹相「…」




真人「ちょっと脹相ー！睨まないでよー！

Aが怖がっちゃうでしょ〜！」





脹相と呼ばれた特徴的な髪の男


を前に、彼から見て

長髪の夏油、A、ツギハギ顔の真人と並んでいる


その後ろにはあの日会った芽を生やす特級、

そしてその横に火山頭の呪霊が居る





脹相は目の前のAを鋭い眼光で睨みつけていた








脹相「この女は俺の弟を殺した

俺は仲間とは認めない」





顔に青筋を立てながら低くそう言う



Aはぼんやりとした様子で口を開くことは無い







真人「も〜、意地張ってないで仲良くしようよ

今の(・・)この子はただの可愛い人形だよ？」






真人はそう言ってAの肩に手を置いた


そして彼女は
その行動に反応して真人の方へ顔を向ける





そんなAの頬に手を添えて真人は話し始めた






真人「ふふ、ほら見て可愛いでしょ？

何も言わないし、攻撃もしてこない


上手くいって良かったよ！



あ、これも見てよこの目！


"俺が変えたんだ"！」





興奮気味に言った真人


顔に手を添えられて大人しくしているAは

彼に顔を動かせれ暗かった瞳に電気の光が入った




光に照らされた紫の瞳…

いや、青色の瞳(・・・・)


彼女の右目は確かに青色で

眼球にはぐるぐると渦巻きがあるようにも見える






夏油「はぁ…

変えるのは"中"だけだと言ったんだけどな」





真人「え〜いいでしょ、ちょっとくらい

俺のおかげで
こうやって手に入ったんだからさぁ

難しかったんだよ？」





ぶーぶーと唇を膨らませて真人はそう言った



夏油は呆れた顔をしながらも

「Aの行動に害がなければいいよ」と付け足した








真人「仲良くしよーね、葉月♡」




『……』







脹相「……ﾌﾝ」

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